「セCSファイナルS・第2戦、巨人-阪神」(10日、東京ドーム)
阪神が初回、2戦連続で先制点を許した。
先発は中2日での登板となった高橋遥人。この回、先頭の亀井に1-1から、150キロの直球を右翼線にはじき返された。さらに坂本勇には147キロを右前に運ばれ、無死一、三塁の大ピンチ。
続く丸を遊ゴロ併殺に抑え、併殺の間に先制点を献上。それでも1点こそ失ったが、岡本を遊ゴロに抑え、最少失点で切り抜けた。
高橋遥人は、7日のファーストS第3戦に先発して3回無失点。球数も28球と少なく、中2日で先発マウンドを託された。負ければ後がなくなる一戦。中2日での抜てきについて矢野監督は「勝つことも、経験を積ませることも、総合的に考えて」と理由を説明。「思い切りいってくれたら」と、若き左腕に期待していた。