デイリースポーツ評論家の狩野恵輔氏(38)が、阪神の岩貞祐太投手(29)、岩崎優投手(29)と3人で対談した。岩貞、岩崎は13年ドラフトの同期入団で同学年。今季から岩貞は投手キャプテンに就任、岩崎は背番号「13」に変わった。2人は昨季までブルペンを支えた能見&藤川の魂を受け継ぎ、16年ぶりのV奪回を誓った。
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(スカイA「猛虎キャンプリポート」の解説で宜野座キャンプを訪れ、岩貞&岩崎の練習終了後に狩野氏が合流)
狩野恵輔氏(以下、狩野)「キャンプ、今のところどう?」
岩貞祐太投手(以下、岩貞)「順調ですね。体もばっちりです。去年のキャンプも中継ぎという話をされて、先発をやっていた時と同じような作り方をしてシーズンに入っていけたので。今年もメニューを変えることはしていないですし、ブルペンも第1クールはストレートだけとか、第2クールは変化球も交えてとか。変わらずにやっています」
岩崎優投手(以下、岩崎)「順調です。今のところ、いつもよりいいかなと。体が動いている状態です」
狩野「サダ(岩貞)は今年からはキャプテンマークを付けているよね。オレは適任だと思う。ドラフト1位で入って、なかなか芽が出なかった。(16年に)10勝してから悩んだり。すごくいろいろ知っているから。キャプテンになったからみんなに伝えたいこととかある?」
岩貞「経験とかそういうところではものを言えるところではないので。同級生も多いですし、秋山、岩崎と力を合わせながらやっていくところだと思います。自分の姿勢さえちゃんとしていれば。キャンプではそれを一番意識しています」
狩野「ザキ(岩崎)はどうかな?」
岩崎「それはありますね。球児さんも能見さんも抜けて、(年齢は)上の方なので。そういう気持ちは強くありますね」
狩野「能見さん、球児さんに教えてもらったことで、大切にしなきゃいけないと思ったことはある?」
1球の大切さ-
岩崎「1球の大切さですかね。ブルペンの人たちには特に伝えていきたいなと思います」
狩野「ザキも伝えていかないといけない立場になったからね。今年の個人とチームとしての抱負を」
岩貞「キャプテンと言われた時から個人の目標があまりないというか、本当に優勝ということに一番こだわっています。去年までキャプテンをやっていた糸原がすごくそれを言うので、僕らの年代に浸透しているのもあるし、自分としてもやっぱり個人の目標というよりは優勝したいという思いが一番強いですね」
狩野「優勝した時のキャプテンと言われたいしね」
岩貞「本当に優勝してみたいですね」
岩崎「自分も優勝が一番ですね。チームが優勝して、その中で自分もタイトルを取れればいいですね」
狩野「強いチームは七、八、九回が強いから、頼むよ!」
岩貞、岩崎「はい、頑張ります!」
>岩貞「岩崎は入っていきなり上で投げていましたし、僕の性格的に負けたくないとかそういうのはあんまりなくて、比べても仕方ないというか、自分のレベルが上がらないことには勝てないとずっと思っていたので。
>岩崎「…」
>狩野「入った時は意識した?」
>岩崎「ほんのちょっと最初ですよ。 https://twitter.com/Daily_Online/status/1361467191179157504 …