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 新・虎の穴、浮上や! 阪神が2軍本拠地の移転先として、兵庫・尼崎市の大物(だいもつ)を有力候補としていることが1日、分かった。1994年から使用する西宮市鳴尾浜の「タイガース・デン」に代わる新施設建設は、虎の課題であり悲願。阪神本線と同なんば線の“合流地点”に位置する「小田南公園」をひとつの候補地としていることが判明した。夢プロジェクトの実現から、若手が躍動する常勝の虎になる。

 矢野虎の劇的Aクラス躍進と時を同じくして、壮大なプロジェクトが進行していた。夢と希望にあふれた新たな虎の穴の輪郭が、徐々に浮かび上がる。鳴尾浜に代わる2軍本拠地の移転先に、尼崎市の大物が浮上していることが分かった。

 前日9月30日にレギュラーシーズン全日程を終えた阪神は、6連勝フィニッシュの大逆転を成し遂げ、3位でクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。宿敵の王者巨人に再度挑戦できる道が見えてくる一方、2005年を最後に14年連続でリーグ優勝を逸した事実は、重たく残った。

 頂点への挑戦を絶えず続けるために、足元を固める作業も必要。2015年ごろから継続して進めてきた悲願ともいえる「ファーム本拠地移転」を、より具体的な計画として進行させていた。構想段階ながら、複数の候補地の中でも有力となっているのが、大物駅近くの「小田南公園」だ。

 1994年から鳴尾浜に構える「タイガース・デン」は、施設の老朽化に加えて室内練習場も手狭。バックネット裏のスタンドも小さく、500人も入れば入場規制が必要。横田の引退試合となった9月26日のウエスタン・ソフトバンク戦も、右翼フェンス後方を開放して対応した。敷地の都合上、これ以上の拡充も難しい状況だ。

 球団幹部はこれまでにソフトバンクが福岡・筑後市に開設した「HAWKSベースボールパーク筑後」などを視察。新たな虎の穴を築くためのビジョンを描いてきた。虎の新施設も、球場と選手寮、屋内練習場などを併設した案の実現を目指すとみられる。過去にいくつかの候補地が浮上したが、現在も2面の野球場がある「小田南公園」案が現実となれば、敷地の広さも十分。徒歩5分ほどの最寄り駅となる大物は阪神本線、同なんば線の駅で、利便性も非の打ち所がない。故障者が出ても3軍や育成枠から次々と有望選手が現れ、毎年優勝争いを繰り広げるソフトバンクに、勝るとも劣らないファーム施設を目指す。

 故障によりシーズン終盤は糸井を欠き、長年に渡って大黒柱だったメッセンジャーは涙とともに引退。鳥谷もレギュラーシーズンでの本拠地・甲子園での戦いを終え、間違いなく1つの時代が去った。そんな状況でも怒とうの追い上げを見せられたのは、生え抜き選手らの躍動が大きかった。「若手が育たない」と言われた状況は、金本虎を経て矢野虎となり、確かに変わりつつある。

 盗塁王を確定させたルーキー近本。投で躍動した青柳、高橋遥、島本、岩崎、守屋。そして扇の要の梅野、キャプテン糸原。たくましくなりつつある今の若虎に続く逸材を“大物”へ育てられれば、虎の未来は明るい。




行きやすくなるからありがたい 【新・虎の穴計画!阪神2軍本拠地に尼崎・大物が候補、手狭な鳴尾浜から移転(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース】  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000506-sanspo-base 



新・虎の穴計画!阪神2軍本拠地に尼崎・大物が候補、手狭な鳴尾浜から移転  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000506-sanspo-base  「おおもの」だと思ったら「だいもつ」なんだよね。阪神の本線となんば線が分かれるところだ



設備、ハード面だけではなく、指導者などソフト面も充実を! #tigers 新・虎の穴計画!阪神2軍本拠地に尼崎・大物が候補、手狭な鳴尾浜から移転(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000506-sanspo-base 



鳴尾浜の前も尼崎の浜田球場だったから仮に移転したら里帰り... 新・虎の穴計画!阪神2軍本拠地に尼崎・大物が候補、手狭な鳴尾浜から移転(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000506-sanspo-base 


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