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トラの背番号5から、子どもたちへ-。阪神近本光司外野手(25)がこどもの日に、特別メッセージを贈った。おうち時間の過ごし方として、動物の動きをまねたトレーニング法を紹介。5日に球音が響くことはないが、1年後のこどもの日に「5安打、打ちます」と約束した。【取材・構成=奥田隼人】

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外出自粛を強いられる「こどもの日」に、近本が特別メッセージを贈った。緊急事態宣言が延長になり、当たり前の日常はまだ戻らない。「あと1カ月、自宅待機という形になる。本当につらい時期、きつい時期だと思います。でも、ここを我慢しないと、もっと先が長くなってしまうこともあるので。しっかり感染予防をして、みんなで乗り越えられるように頑張っていきましょう」と子どもたちに呼び掛けた。

自宅で過ごす時間が長くなり、ストレスもたまる。そこで近本が「おうち時間」の楽しみ方を紹介した。

「自分が家でやっているのはアニマルフローです。廊下で4足歩行をやっています。ワニやライオンみたいな動き方をトレーナーに教えてもらって、やっています」。動物になりきり、全身を鍛えるエクササイズだ。今夏で1歳になる愛娘を練習パートナーに「廊下で2人、一緒に。ハイハイみたいな感じで楽しくやっています」。子どもでもできるトレーニング法。親子で動物をマネれば、さらに楽しい時間を過ごせる。

「#近本チャレンジ」と題し、自身のツイッターで発信している。無理せず「少しやってみよう」をテーマに、家の中でできるチャレンジを募集している。子どもたちには夏休みの宿題を例に、新たなことにチャレンジしてほしいという。「夏休みの宿題とか、最後になってから『やっとけばよかった』といつも思う。(日常が戻った時に)『やっておけば良かった』と思うことを先にやってみるのも、いいかなと思います」。プロ1年目の昨年は171センチの小柄な体で大暴れした。胸に抱いてきたことがある。「自分は今まで、できないことを考えるよりも自分のできることを伸ばそうと思ってやってきました。誰かと比較することは、いいことじゃない。みんなも自分の得意なことや好きなことに全力を注いで! 自分に向き合ってできること、やれること、好きなことに取り組んで頑張ってください」。制限された環境でも前向きに物事と向き合うことを願った。

そしてチャレンジする子どもたちに約束した。本来ならばゴールデンウイークで多くの家族連れが球場に足を運んだはずのこどもの日。今を乗り越えれば、球音は帰ってくる。「5安打、打ちます!」。1年後の5月5日は、近本が特別な日にする。【奥田隼人】

◆アニマルフロー 4足歩行する動物の動きを模倣した米国発祥の全身エクササイズ。自分の体重を負荷として体全体の筋肉や体幹、柔軟性などを鍛えることができる。器具は必要なく、空いたスペースで手軽に行うことができる。海外では注目度上昇中で、パフォーマンス向上のためにアスリートが取り入れる例もある。




アニマルフロー楽しいwww 動き覚えて色々やれるようになりたい



アニマルフローって言う動物の動きを取り入れた運動があってやりたいなとは思う反面脳内で「獣化」「野獣と化したサバやん」みたいなワードが出てきて辛い


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