ちなD
引用元: ・http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/livejupiter/1462778715/
引用元: ・http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/livejupiter/1462778715/
先発投手の勝敗は投球内容だけでなく、運の要素も大きい。どれだけ好投しても、打線の援護がなければ黒星もかさむ。野球統計学セイバーメトリクスでは、先発の及第点といえるクオリティー・スタート(QS=6回以上を投げ自責3以下)を満たした敗戦を「タフ・ロス(不運な敗戦)」と呼ぶ(他の定義もある)。今回は先発通算50敗以上の現役26人を、先発敗戦に占めるタフ・ロスの割合でランク付けした。
球界でもっとも悲運の先発は岩田(神)で、タフ・ロス率が48・6%。先発通算70敗のうち、ほぼ半数の34敗がQSを達成しての黒星となっている。2位は岸(西)で47・5%、3位はメッセンジャー(神)で44・4%。ビハインドでも粘り強く投げ続ける投手が上位に入っている。
岩田は先発通算158試合のうちQSが97試合あり、QS率は61・4%とまずまず。先発通算53勝70敗と今回の10傑投手で唯一負け越しているが勝敗数が逆でもおかしくない。ただし今季は先発4度ともQSを満たせず0勝3敗と苦しみ、現在は登録抹消中。復帰した際には、今度は打線が借りをお返ししたいところだ。 (記録課・矢吹 大祐)
1型糖尿病の子供たちが幼稚園などに入園を拒否されている問題で、1型糖尿病を抱えながらプロ野球で活躍する阪神タイガースの岩田稔投手(32)が毎日新聞の取材に答えた。岩田投手は高校時代、1型糖尿病を理由に社会人野球のチーム入りを取り消された経験がある。「社会の理解はまだ不十分。血糖値を管理すれば日常生活に支障はないことを、プレーを通じて伝えたい」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160406-00000015-mai-soci
1型糖尿病は生活習慣とは関係なく、血糖値を下げるインスリンが分泌されなくなる疾患で、幼少期の発症が多い。
岩田投手は大阪桐蔭高校2年の冬に発症した。病気を理由に社会人野球のチーム入りを取り消された。同じ病を抱えながら巨人などで活躍したビル・ガリクソン投手の存在に励まされたという。
関西大に進学後も野球を続け、2005年の大学・社会人ドラフト希望枠で阪神に入団。1日に4、5回、インスリンを体内に注射しながらプレーを続ける。「1型糖尿病は、自分にとってハンディキャップではなく個性。普段の生活にも野球にも全く制約はない」と語る。
毎日新聞が患者団体「大阪杉の子会」(大阪市)を通じてアンケートした結果、1型糖尿病の患者児童の16%が、幼稚園や保育園に入園を拒否された経験があると回答している。入園に難色を示された人も合わせると4人に1人に上った。岩田投手は「入園拒否は、これから人生を歩もうとしている時に『あかん』と言われるようなもの。僕が野球で活躍することで理解が広まり、こうした壁がなくなってほしい」と話す。
岩田投手は09年シーズン以降、登板した試合の1勝につき10万円を1型糖尿病の患者団体「日本IDDMネットワーク」(佐賀市)を通じて研究機関に寄付。この病気の子供や保護者を、阪神甲子園球場での試合に招待している。金本知憲監督が就任した今季、阪神は11年ぶりのリーグ優勝を目指す。岩田投手は「病気のために将来を悩んでいる子供たちに、道案内をしてあげられるような存在でありたい」と考えている。【柳楽未来】