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 (セ・リーグ、中日1-0阪神、8回戦、4勝4敗、25日、ナゴヤD)ゼロ行進のままゲームが終わった。矢野監督はベンチ裏で好投した西勇の背中をたたいてねぎらうと、明らかな敗因を見つめた。

 「バッターがゼロ(無得点)じゃね。(中日・勝野は)前より球の力はあったという感じはしたけど、それでもゼロっていうのは」

 6月30日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、3度目の零封負け。六回に先頭のサンズの左中間二塁打で3度目の得点圏を迎えたが、後続が続かなった。大山が左飛、ボーアが二ゴロ、福留が空振り三振。勝野の攻略に失敗すると、七回以降も救援陣の前に沈黙。4安打は今季ワーストタイだった。

 18日(甲子園)に黒星をつけた右腕は序盤から全力で挑んできた。井上打撃コーチは「前より球がきていると、ハッとした部分で後手に回った部分もある」と反省点も挙げたが、気になるのはボーアだ。指揮官は一刻も早い快音を願った。

 「早く一本出るといいけどね」

 右臀部の張りを訴えていた助っ人は前日24日にスタメンに復帰したが、8打席連続で凡退。負傷前の10試合で打率・324、4本塁打と暴れていた姿と比べ、打球の勢いも明らかに物足りない。

 井上コーチは「本人は『ノープロブレム(問題ない)』といっているけど。もう少し時間がかかるかな。(患部に)怖さみたいなのがあって振れなかったり、踏み込めなかったりはあるかも」と現状を受け止めた。それでも、再び打線から外す選択は否定した。

 「よほどのことがない限り本人も『ノー』といわないだろうけど、そこは目を配りながら。でも、いけるという以上は監督も代えることはないと思う。使っていって調子を上げていく方向で」

 思えば、新助っ人は開幕から18打席無安打でスタートした。球団の外国人のデビューからのワースト記録更新から、あっという間にアーチ量産。打率も一時は3割台に乗せた。実戦で調子を上げるタイプ。威圧感を与える大砲は全体への影響力も大きく、爆発と打線好調がイコールであることも実証済みだ。

 糸原、岩崎と故障者が続く苦難。乗り切るために、キーマンの復活が鍵になる。(安藤理)




打てることは証明してる❣️ 後はキッカケ 一本出れば また爆発してくれるはず!! 阪神 西勇見殺し…散発4安打で零敗 ボーア大ブレーキ、スタメン復帰後8タコ/阪神タイガース/デイリースポーツ online  https://www.daily.co.jp/tigers/2020/07/26/0013544200.shtml  @Daily_Onlineより



バットは湿りっぱなしでした。 阪神 西勇見殺し…散発4安打で零敗 ボーア大ブレーキ、スタメン復帰後8タコ/阪神タイガース/デイリースポーツ online  https://www.daily.co.jp/tigers/2020/07/26/0013544200.shtml  @Daily_Onlineより


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