4回無失点と好投したガルシア
◆練習試合 阪神―ソフトバンク(7日・甲子園)
左肩痛で出遅れていた阪神のオネルキ・ガルシア投手(30)が、今季初登板初先発。2年連続日本一の強力ソフトバンク打線に対し、4回1安打無失点と好投した。
昨年10月11日のCS最終S・巨人戦(東京D)以来240日ぶりのマウンド。初回。お気に入りのFoorin「パプリカ」の曲に乗って登場したガルシアは、先頭の上林に右越え二塁打を許したが、周東を投ゴロに打ち取ると、3番・柳田を146キロ直球、4番・バレンティンを137キロのスライダーで空振り三振に仕留めた。
2回以降は四死球こそ出したが、ノーヒット投球。最速149キロを計測し、打者の手元で動くツーシームで凡打の山を築いた。コンディション不良のため高橋が離脱する中、中日時代の18年には13勝を挙げた左腕の開幕ローテーション入りにメドが立ったことはチームにとって朗報。巨人との開幕カードで先発する可能性も出てきた。