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 阪神OBで本紙評論家の赤星憲広氏(44)が22日、自身の公式ブログで感染拡大する新型コロナウイルス対策支援として、野球のユニホームに使用される素材を使ったチャリティーマスクの作製を発表した。社会貢献活動「Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~」の新たな活動の一つ。今回の利益全額は同基金を通じて新型コロナウイルス対策支援団体に寄付される。

 「マスクの輪」を日本中に広げる――。全国に非常事態宣言が発令される中、新型コロナウイルスの感染拡大は続く。現役時代から社会福祉施設などに車いすの寄贈を続けるなど積極的に社会貢献活動に取り組んできた赤星氏は、感染防止対策の一つでありながら全国的なマスク不足を鑑み「“Ring of マスク”を製作することにしました」と本紙に明かすと同時に、自身のブログでも経緯を説明した。

 「僕にも何かできることはないか。何をするにしても微力なことになるけれど、少しでも役に立ちたい。野球のユニホームを製作している国内のスポーツメーカーにお願いをし、ユニホーム素材でチャリティーマスクの製作にいたりました」

 マスクは野球のユニホームに多く使用されている、伸縮性に優れたシルキーストレッチニット素材。吸収速乾で洗濯もできるという。

 現役引退後の10年には「Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金」を設立し、車いすの寄贈を継続。また、災害に見舞われた被災地への寄付などチャリティー活動にも力を注いできた。今回も新型コロナウイルスが猛威を振るう状況下で国内メーカーに協力を仰ぎ「Ring of マスク」を実現させた。阪神の原口も自身のツイッターで「この活動が大きな輪になりますように」と投稿して賛同するなど早くも「赤星マスクの輪」が広がりを見せている。

 コロナ禍は世界の多くで見られ、先行き不透明な状況が続く。日本でもプロ野球の開幕が延期となり、アマチュア野球の大会も中止が相次いでいる。

 「この事態が一日も早く収束し、球春を迎えられることを願っています」

 必ず訪れると信じる、明るい未来へ向けて元虎戦士は支援の輪を広げる活動に全力を注ぐ。(山本 浩之)

 ≪30日から発送≫マスクは赤星氏の所属事務所「office S.I.C」の特設ページから購入できる。1日50個の生産で4月30日から順次発送予定。白2枚が1セットで2750円(税込み)。詳細はウェブ上で「Ring of マスク」で検索。




阪神赤星のチャリティーマスク買ってしまった。何にもできない自分、これくらいは貢献しないと…(本当は選手サインが楽しみ) Ring of マスク 2点セット 直筆サイン入りマスクケース を購入しました!  https://officesic.base.shop/items/28099620  #BASEec @BASEecより



元阪神・赤星氏がチャリティーマスク製作「明るい未来のために」利益全額を寄付― スポニチ Sponichi Annex 野球 詳細はぜひ、23日付の紙面をご確認いただければと思います!  https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/04/22/kiji/20200422s00001173299000c.html 


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