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<中日4-1阪神>◇19日◇ナゴヤドーム

ミスでの失点が黒星に直結した。阪神は中日14回戦(ナゴヤドーム)で1-4の敗戦。連勝が2で止まった。先発秋山拓巳投手(29)は7回4失点で2敗目で、自身の2失策が全失点に絡んだ。打線も序盤の好機を生かせず完封負けを逃れるのが精いっぱい。首位巨人も敗れたが、9・5ゲーム差を詰められなかった。

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矢野監督の言葉が敗戦の内容を表している。「あまりにももったいない」「負けるべくして負けたかな」。守りではミスが失点につながり、打線は序盤の好機を逸した。巨人との差を詰めるには勝ち続けなければいけない状況で、白星をつかみ損ねた。

先発秋山が失点「4」、自責点「0」で2敗目を喫した。1つ目のミスは4回。2死一塁から中日高橋の打球は、投前へのボテボテのゴロだった。これを一塁へ悪送球。3アウトでピンチ脱出のはずが、2死二、三塁となり、続く阿部に先制3ランを浴びた。7回には1死二塁で平田のゴロを再び一塁へ悪送球。適時失策となり、4点目を失った。77試合目でチーム失策数は56となり、ミスがまた苦い失点に絡んだ。

秋山は失策が出た2イニングをのぞけば、5イニングでともに単打の被安打2。矢野監督は「自分のミスが全得点に絡んでいる。調子自体は悪くなかったと思う。あまりにももったいないかな」。秋山本人も「自分の2つのミスが失点につながってしまい悔しいですし、チームに申し訳ないです」とコメントした。

もちろん援護がなければ勝てず、攻撃面では初回の逸機が痛かった。先頭近本が二塁打で出塁。2番陽川は2度バントがファウルの後に死球。無死一、二塁となったが、3番糸原がバント失敗の投飛。さらに4番サンズ、5番大山が倒れて無得点に終わった。指揮官は「今日は負けるべくして負けているよね。進められるところで進められていない。立ち上がりのところで点取れそうなところで点取れていない。ミスというところで。負けるべくして負けたかな」と振り返った。

打線は9回に1点を奪い、完封負けは免れた。「もちろん明日もあるので。抑えから1点取ってチャンスメークまではいけたんでね。意味はあるかなと思います」と矢野監督。独走巨人を追う立場としては、もったいない、負けるべくして負ける黒星は重ねられない。【松井周治】




秋山が失点4 最初の3点は2死からの投失後に3ラン 次の1点も投失による1点 自責点を0にしちゃうマジック!



あー。秋山が自分で2エラーして4失点を自責点0にしてんのか。独り相撲を極めてるな。


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