◇セ・リーグ 阪神4―6中日(2019年7月17日 豊橋)
プロ初先発に挑んだ21歳の阪神・望月は5回9安打4失点で降板し、勝敗はつかずプロ初勝利を次回へ持ち越した。
「バッターの人たちに投げやすい展開を作ってもらったので、申し訳ないですね」
白星はあと一歩のところまで近づいていた。2点リードして迎えた5回、先頭・武山に中前に運ばれると、平田にスライダーを振り抜かれ右翼席に突き刺さる同点2ランを被弾。要所で粘り切れず、悔いを残してマウンドを去ることになった。
5回まで毎回走者を許して、先頭の出塁も4度。先制点をもらうなど打線の後押しをリズムにつなげることができなかった。一方で直球の最速は152キロを計測し、無四球。「(捕手の)坂本さんともどんどん攻めていこう…と話していた。(ストライク)ゾーンで早めに投げていったからだと思う」と収穫も口にした。
4年目の今季は昨季までの中継ぎと違い、2軍でも先発ローテーションを守ってきた。結果を残してつかんだチャンスをアピールにはつなげられた。
2軍には同じ日にウエスタン・リーグ広島戦で7回1失点と好投した秋山もスタンバイしており、矢野監督は次回登板について「それは考える。今すぐに答えは出ない」と説明。それでも入団以来、希望してきた先発投手として飛躍する可能性を示した82球になった。 (遠藤 礼) ◇セ・リーグ 阪神4―6中日(2019年7月17日 豊橋)
今日の阪神は、望月がプロ初先発だから内容的には十分。打線も、大山が4の4、2打点だから文句なしだったが、大山以外は長打になってないのよな。単打を打って打ってつないでいくしか無いけど、今のメンツではそれも望むべくもない……か。