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<阪神3-2DeNA>◇10日◇甲子園

阪神は甲子園でDeNAに5回降雨コールド勝ちを決めて4連勝。1点を追う初回、近本光司外野手(25)の先頭打者弾が逆転の呼び水となった。近本は「ファンの声援が後押ししてくれた」と感謝。球場にファンが戻り、猛虎ナインは心強い声援を力に逆襲を期す。

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虎の切り込み隊長が待ちわびたファンを沸かせた。1回、先頭近本がDeNA大貫の3球目スプリットをとらえた。打球は降りしきる雨を切り裂いてバックスクリーン右横へ一直線。大声での声援が禁止された甲子園で、思わずドッと歓声が起きた。その直後に拍手とメガホンの音が鳴り響いた。打った近本は、白球を押し上げたファンの思いを感じ取った。

「打った瞬間は入るとは思わなかったですが、ファンの方の声援が打球を後押ししてくれたと思います」

1回表、DeNAの1番梶谷がソロ本塁打を右翼席にかけた。両軍先頭打者本塁打は、セ・リーグでは6度目。甲子園では78年6月7日中日戦で高木守道、中村勝広が打って以来、42年ぶりだった。今季初めて観客を迎えた高揚感が、レアな記録を引き寄せた。

珍アーチが猛攻を呼んだ。2番糸原が右翼フェンス直撃の三塁打を放つと、続く糸井の遊ゴロの間に生還。続いて打席に立った4番大山が3号ソロを左翼スタンドへたたき込んだ。雨脚が強くなる甲子園。初回から主導権を握った打線の火付け役に矢野監督も「近本で一気にムードが(高まった)。チカが出てくると、相手にとっては脅威」と称えた。

プロ2年目の今季から重さ、長さを変えずバットを「タイ・カッブ型」に変更した。グリップエンドに向かってなだらかに太くなるフレア状。「無駄な力を入れずにバットを握れている。それはいいのかなと思う」と効果を実感。初回の一撃も力みのないスイングから放物線が生まれた。6月下旬には打率1割1分4厘とどん底だった打棒も復活しつつある。

24分間の中断も、天候の回復が見込めず降雨コールドとなった。阪神は3試合連続の雨天中止を挟んで4連勝。まだ最下位からは抜け出せないが、借金を4まで減らした。矢野監督も歴史的試合の目撃者となった観客4945人の力を実感。「コロナの影響で当たり前がどんどんなくなった。こういうことがあったからこそ、またファンの人とのつながりが強くなる」と力を込める。近本は「一戦一戦全力プレーでチーム一丸で戦う」と宣言。日常への1歩を近本のアーチが刻んだ。【桝井聡】




42年前はまだ東京では阪神の試合中継は見られず、もう少し前まではそれこそ翌日の新聞待ちだったけど、そのニュースは確か始まったばかりの地上波フジテレビの『プロ野球ニュース』で見た記憶がある😀 阪神近本、42年ぶり甲子園の先頭弾返しで猛攻呼ぶ  https://www.nikkansports.com/baseball/news/202007100001182.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp  @nikkansportsより



甲子園での初回表裏先頭打者アーチは42年ぶり(MBS金山泉アナのリポート)。というか、あったんやね。 #hanshintigers


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