とらほー速報

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    笑顔

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     阪神のFA右腕・西勇輝投手(28)が14日の中日戦(甲子園)に先発し、7回8安打2失点で今季2勝目をマーク。4回にはプロ入り11年目で自身初となる適時打を放って2打点と、投打の活躍で5―2の勝利に貢献した。

     雨が降り注ぐ悪天候の中、本拠地・甲子園ではうれしい初白星でチームの連敗も4でストップ。西は「雨の中で守ってる選手が間延びしないように投球テンポを意識しながら勝負できた。連敗を止めたい? それは当たり前のこと。強い気持ちを持つべきと思って投げた。梅野のリードが自分の力を最大限に引き出してくれた」と女房役に感謝の弁も忘れなかった。

     移籍1年目ながら日増しに存在感は強まっている。連日の貧打に投壊現象…と、最悪のチーム状況でいつも結果を出すのは頼もしい限りだが、そんな西でもケチを付けられている“言動”がある。どんな時でも笑顔を絶やさない「スマイル投法」がそれだ。

     オリックス時代に特発性顔面麻痺を患った苦労から「本当に心から楽しんで野球をやるべきと思っているから」とマウンドではいつも笑みを浮かべることが多いワケだが、一部の球界OBからは「時には相手球団から反感を買うこともある。自分がピンチの時に笑えば身内からも何だと思われないか」など危惧されていた。

     しかし、西は「スマイル投法」を封印する気はサラサラない。ナインの間からは「常に笑顔でいてもらえることで守りの方も自然にいいリズムになれる」(梅野)と好評だし、何よりそのスタイルを歓迎しているのが矢野燿大監督(50)だからだ。

    「間違って捉えられたら嫌だけど、オレも楽しむということは大事にしている。西に『いい顔して野球やってるなあ』と声を掛けると『僕、野球をやるのは楽しいんで』と返してくる。(笑顔のことで)一見、マイナスなふうに取る人がいることもプラスにできる選手だ」

     頼もしいのはマウンド上だけではなく「聞かれれば何でも答える。隠したりはしない」と、若手の先生役としてもすでに手腕を発揮。この日、指揮官は改めて「西はすべてにおいて(皆の)お手本になる投手」と絶賛したがその通りだろう。この男が早々の窮地に陥った阪神を面白くしてくれる。

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190415-00000043-tospoweb-base

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     新・鯉キラーや! 阪神の西勇輝投手(28)が7日、広島戦(マツダ)で移籍後初勝利を完封で飾った。被安打6の9奪三振快投で、今季12球団一番乗り。西の完封勝利はオリックスに在籍した17年4月9日の日本ハム戦以来728日ぶりだ。あす9日から今季初めて甲子園でDeNAと戦う猛虎。西がリーグ3連覇中の王者をなで切り、最高のムードで本拠地開幕を後押しした。

       マウンドで笑みを浮かべれば、時には敵軍から反感を買うかもしれない。ピンチの時なら、自軍からも「何だ?」と思われるかもしれない。しかし、笑顔でいることはそんなに悪いことだろうか?

     「本当に心から楽しんで野球をやるべきだと思っています。何回か野球ができなくなった身なので。今、自分がマウンドに立てていることの幸せ、ありがたみもわかるので」

     オリックスに在籍した10年に特発性顔面神経麻痺(まひ)を患い、15年には顔面けいれんで先発を緊急回避した経験がある。だから、西が見せる笑顔は心の奥底から野球を楽しんでいる証しでもあるのだ。それに、笑顔は過剰な力を抜く効果もある。

     今季の阪神はヒットを放つと、塁上でガッツポーズをする選手が多い。西は「すごくいいこと」と同調する。「幸せを味わえない2軍の選手だっている。その代表として、責任を持ってマウンドに上がるのが義務なので」。笑顔の裏には、覚悟と決意もにじんでいる。(吉仲 博幸) 

    https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/04/08/kiji/20190408s00001173064000c.html

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