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 阪神・原口文仁捕手(27)が、母校の埼玉・寄居町立城南中学校で道徳の“教科書”となっていたことが26日、分かった。大腸がんを乗り越え復帰する姿が、同科目の内容項目とされる「希望と勇気、克己と強い意志」に合致するとみなされ、関根光男校長(58)が「こんな身近で、こんなに訴えるものはない」と企画。原口を扱った教材の冊子が作られ、全校生徒に対し授業が行われた。

 「希望、強い意志」がユニホームを着てプレーしているような男。原口の歩んだ道のりが、ついに“教科書”になった。大腸がんからの劇的復帰が母校の中学校で道徳の教材としてまとめられ、授業に取り上げられた。

 「頑張っていることがね、そうやって多くの人に、何かを起こす原動力になれたなら、それはありがたいことだし。まだまだこれからですよ!」

 原口センパイはそう言って、さらに力強く前を向いた。今後も人生で多くの困難にぶつかるであろう後輩たちに、どんな困難にも負けない不屈の魂が、最高の“教本”として示された形だ。

 原口が今オフ、講演で母校の寄居町立城南中学校を訪れることが決まったタイミングで、同校の関根光男校長が思い立った。道徳で学ばなくてはならないとされる内容項目の一つ「希望と勇気、克己と強い意志」が、まさに原口と合致。同校長は「この学校で過ごした先輩なので、こんな身近でこんなに訴えるものはない」と教材としての採用を決め、道徳主任の木村洋介教諭(28)に資料の作成を依頼した。そして、6月4日のロッテ戦(ZOZOマリン)での復帰初打席での安打シーンから始まる、用紙3枚にわたるテキストが完成した。

 全校生徒156人を対象に、すでに読み聞かせなど授業が行われたという。埼玉県では他にも「渋沢栄一であったり、郷土教材というものが作られている」と木村教諭は語る。渋沢栄一といえば“新1万円札の顔”。特例とはいえ原口も教科書の中の偉人になった。

 子供たちも「自分の母校に偉大な人がいる」、「意志の強さで大腸がんを乗り越えてプロに復帰したというところがすごい」など、それぞれが原口の雄姿を胸に刻んだという。後輩たちに背中を見せながら、原口はまだまだ、歩みを止めない。




その生き様が人々の心を打つんだよね。気負うことなく、ありのままの原口くんでいてください 阪神 原口 母校の「道徳教材」に「多くの人の何かを起こす原動力になれたらありがたい」(スポニチアネックス)  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000014-spnannex-base 



阪神・原口、道徳の教科書になっていた「何かを起こす原動力になれたなら」 - SANSPO.COM  https://www.sanspo.com/baseball/news/20191227/tig19122705020001-n1.html  @sanspocomより 凄い😳 なんと原口君が道徳の教科書に。 それだけたくさんの人に感動と勇気を与えたというのが改めて分かります☺️


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