2月キャンプの1、2軍の振り分けを決めた阪神・岡田彰布監督（65）は「いよいよという感じやけど、シーズンに向けた準備の段階。徐々に強いチームになればいい。伸びしろがあって、まだまだ完成されたチームじゃない。キャンプではどんなに仕上がっても80点。シーズンに入って100点に近づけばいい」と狙いを説明した。
新人はドラフト1位・森下をはじめ全員が2軍スタート。B・ケラー、ビーズリー、ノイジー、ミエセスの新外国人4選手は全員1軍スタート。移籍組では大竹、渡辺諒が1軍でアピールすることになった。また2年目の岡留、前川が初のキャンプ1軍スタートとなったことが注目される。井上、板山を含めた外野争いについて「普通に入れただけ。抜擢じゃない」と昨年の秋季キャンプからの流れの一環だと強調した。
今回は2軍も初めて沖縄（うるま）でのキャンプで、合同紅白戦などチーム内の動きも活性化を図る。岡田監督は2軍スタートとなった森下ら新人などの視察について「そら行くかもしれない。隠れてね。隠れて行く。ゆっくり見たいから」と極秘視察を予告。沖縄での隠密行動でどんな秘密兵器を発掘するのかも注目だ。
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