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(セ・リーグ、阪神3-1広島、16回戦、阪神9勝5敗2分け、12日、甲子園)

 電光石火の先制も、“チカウメ”の成功も、すべてはリードオフマンしだいだ。流れるような3度のチャンスメーク。エンジン全開の1番、阪神・近本が3連勝への道を作った。

 「しっかり先頭で(塁に)出られているというのが一番いいのかなと思っています。内容よりも、しっかり出て得点にもなっているので」

 一回先頭で左前へ。2番・梅野の投前犠打で生まれた好機から大山の先制3ランにつながった。五回に遊撃内野安打。七回は右前打。先頭で迎えた3打席で安打を放った。今季7度目の猛打賞。5試合連続安打は、特に第1打席の活躍が光る。

 「1打席目に出塁することが一番の仕事。1打席目に出たら、その日の仕事は終わりでもいいという気持ち。他の打席もですが、より集中して入ることができていると思います」

 最近5試合で4度の一回の先制は、すべて自身の安打が起点だ。データなどの研究も「1打席目を想定しながら。1球は何を投げやすいか。球場の形や風もある。どういうふうに攻めてくるか、球場によっても違う」と力を注ぐチームの最初の打席。自覚と成果が攻撃の勢いに直結した。

 前日11日から梅野が2番に座る。前夜は連打で先制機を演出し、この日は近本の3安打の後に3犠打を決めた。新コンビに手応え十分の矢野監督は「やっぱりチカ(近本)が出ると、相手にとってすごく嫌な状況になる。まずチカが出て、というのがうちの野球」。梅野については「もともとバントがうまいし、他の作戦もできる選手」と期待した。

 責任重大な1番打者は練習法も工夫する。まずスローボールを打つことが日課。「スローボールでも速い球でも同じ打ち方をするのがいい打者。スローボールだから大きく振るとか大きくテークバックを取るのではなく、どの球も自分のフォームで打てるように」。好調を維持し、今季初の甲子園でのデーゲームで誰よりも駆け回った。

 「まだ暑いと思う。明日もデーゲームなので、しっかりご飯を食べて寝て備えたいと思います」

 新1、2番コンビは虎の新たな武器。切り込み隊長が勝利への扉も、大逆転Vへの突破口も開く。(安藤理)




梅ちゃん2番はええ感じ 新1、2番エエやん!! 阪神・近本が3安打「しっかり出て得点にもなっている」  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200912-00000620-sanspo-base 



巨人以外になんぼ勝っても巨人が負けんから差が詰まらん 何より巨人独走の原因の大部分は阪神の大負越しやから 今度こそ自ら巨人を叩け 新1、2番エエやん!! 阪神・近本が3安打「しっかり出て得点にもなっている」 - SANSPO.COM  https://www.sanspo.com/baseball/news/20200912/tig20091221090022-n1.html  @sanspocomより


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