◆阪神３―１４広島（１９日・甲子園）

　阪神が今季ワーストの１４失点を喫し、首位・広島にワーストタイの９ゲーム差をつけられた。
同点の８回にマテオが投ゴロを取り損ね、鈴木の出塁を許すと、このイニング８失点。
９回にも３点を追加された。屈辱的な大敗にも、金本監督はあえて前向きな姿勢をナインに求めた。
（以下は一問一答）。

　―最後は一方的な展開。

　「まあピッチャーがああなってしまいましたけど、本当はわずかな差ですよ。マテオが
ピッチャーゴロ捕れたかどうか。あそこですね。でも７回に勝ち越されて、その裏すぐ
追いついたし。確かに個々の力は負けていると思うし、実力の差、力の差。これは成績見たら
分かると思うけど、そこに何とか追いつくには練習しかないし、こっちも個々の力上げて
対抗していくしかないし、ピッチャーもいい打線を抑え込んでいくしかない」

　―小野が頑張っていた

「本当にあの回（６回）がポイントだったんでね。でも、（広島は）３回り目にはきっちり
とらえてくる。うちの打線も見習わないといけないと思う」

　―負傷交代の糸原が心配だ。

　「そうですね。調子いいだけに心配やね」

　―右膝をアイシングしていた。

　「ちょっと報告まだ来ていないから」

　―小野を勝たせたかった。

　「それはもちろん。選手達も思っていることだし」

　―チームとしてこの敗戦をどう生かすか

　「もちろんもちろん。まだまだ。絶対ファイティングポーズだけは崩さないし、
向かっていくだけです」




スポーツ報知
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