◆阪神―巨人(28日・甲子園)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160428-00000234-sph-base
28日の巨人戦(甲子園)はベンチ入りした野手全員を使う総力戦で引き分け。2点ビハインドの9回に追い付き、伝統の一戦で3連敗を逃れた阪神・金本知憲監督(48)の一問一答。
―9回に何とか追い付いた。
「そこかなやっぱり。粘りを見せたと言えば見せた。結果的にね。まあ、沢村に助けられたところはあると思うけど。そこは自信にしてもらいたい」
―ゴメスの本塁打の後、北條が左前打で出塁。7回にバント失敗していただけに、何とかしたい気持ちがあったのか。
「それは本人が当然、思っているでしょうし」
―7回無死一、二塁でルーキー・板山に代打・北條。バントの成功率を考えての起用か。
「そうそう。もちろん」
―北條が少しベンチから出てくるのに時間がかかった。
「ちょっとね。急だったんだけどね。バントにスイングする時間も要らないし。板山の技量も分からないしね。ルーキーというのもあるし」
―9回は先頭・ゴメスに流れを変える一発が出た。
「ストレートにずっと差し込まれていたからね。ストレートをホームランにできた。僕の中では大きいけどね」
―27日の試合で“懲罰交代”した江越が9回1死二塁から代打で左前打。
「形は開くのが早い。でも(バットに)当たるようになってきているからね。今年は。昨年は全部、空振りだった。今年はあれがいい形ではないけど、バットに当たるようになって、ヒットになるようになってきた。それは彼の成長。もう少し開きを抑えたら、長打が出ていいバッターに成長する」
―左前打だったが中継プレーの間に好走塁。ヘッドスライディングで二塁を陥れた。
「(江越は二塁走者を)回すと思ったんだろうね。カットしたからビックリしてヘッドスライディングになったんだろうね」
―打線に「何とかしよう」という気持ちは見えたか。
「(菅野は)良かったけどね。ピンチでのギアの入れ方といいね。うちはメッセ(メッセンジャー)、藤浪で勝てなかったのは痛いけど、菅野で負けなかったという見方もある。そういう風に捉えて。逆転負け、大敗の後の引き分けだから。前を向いていかないと」
―高山が2試合連続無安打と元気がない。
「タイミングで差し込まれているから。タイミングが合わない時、バッターはどうしようもないところがある。そこは工夫をして、違うタイミングの取り方を試してみるとか、引き出しを増やして欲しい」
―9回1死二、三塁で代打・原口が初球を中犠飛し同点。
「エエ根性しとるわね。初球からいけるというのは。欲を言えば外野の頭を越せる球だったけど、なかなか犠飛といえど打てない。(27日に支配下登録されたばかりで)1軍経験がほぼない選手。度胸を買ってあげたい」
―その後、マスクをかぶり無失点。
「難なくね。こっちは不安なく見てたけど」
―マテオ、安藤ともほとんどコンビを組んだことがない中で、よくリードした。
「そうよね。大した成長というか。他の選手も、こういう例もあるんだ、と励みにして欲しいね」
―今成が8回にファウルで粘って中前打。工夫も見えた。
「2ストライク追い込まれた後のバッティングとチャンスでのバッティング。タイミングが合わなかったら変えるとかね。(タイミングを)早めにとるとか。一番はリズムを変えること。実際、僕も現役時代にやっていた。フォームは変えないけど、リズムを変える」
―引き分けで3連敗は免れた。
「負けなかったというね。菅野の試合で。そこを前向きに。1つも勝てなかったという見方もあるけど、そこは前向きにね。選手たちも『負けなかったんだ』とプラスに考えて欲しい」
阪神 金本監督「澤村に助けられたところはあると思う」
-
- カテゴリ:
- 金本知憲
1: :2016/04/29(金) 00:47:25.72 ID: