◆JERAセ・リーグ 阪神5―3ヤクルト(29日・甲子園)
天国にささげる快音が甲子園に響き渡った。1点を先制された直後の2回。2死から6者連続安打で4点を奪い、なお一、二塁。佐藤輝は田口の126キロスライダーを捉えた。「何とか続くことができるように必死で打ちました」。右前適時打で5戦ぶりの打点。全て単打による7連打5得点の猛攻を締めくくった。
両軍を含めて監督通算1565勝を挙げ、昨年2月に84歳で亡くなった野村克也氏の追悼試合。逆転劇の口火を切ったのはノムさんと同じ捕手の梅野だった。2死から右前打で出塁すると、青柳が左前打で続いた。近本の右前適時打で同点。ここから糸原、マルテ、サンズ、佐藤輝まで全員がタイムリーでつないだ。「流れを止めたくなかった」と新4番のサンズ。6月29日は名将86回目の誕生日。お祝いの“プレゼント”は空の上にも届いたことだろう。
チームは連敗を3で食い止め、昨年7月から8か月連続の月間勝ち越しを決めた。結果的には不動の4番だった大山を出場59試合目にして6番に下げた新打線が2回の攻撃で機能。矢野監督は「野村監督に出会わなければ、こうして監督をやることもなかったと思うので。野村監督の教えを伝えていければいいなという思いで戦いました」と喜んだ。
99~01年まで野村阪神で正捕手だった“チルドレン”の指揮官にとって、印象に残る言葉は「見えないじゃない。感じろ。そうすることで見えることはたくさんある」。恩師の教え通り、感じるままにタクトを振るい、逆転勝利を報告した。(中村 晃大)
報知新聞社
2アウトランナーなしの状態から脅威の7連打5得点。
【阪神】野村監督追悼試合で8番梅野から天国へ捧げる7連続安打!矢野監督「教えを伝えていければ」 : スポーツ報知 https://hochi.news/articles/20210629-OHT1T51247.html …
【阪神】野村監督追悼試合で8番梅野から天国へ捧げる7連続安打!矢野監督「教えを伝えていければ」(スポーツ報知)
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野村さんのもとでたくさんのことを学んだ矢野監督
その学びを今の選手達へ伝えていく
追悼試合で良い試合を見せることが出来てよかった😌🐯