「阪神5-3ヤクルト」(29日、甲子園球場)
阪神・矢野燿大監督(52)が逆転勝利で連敗を「3」で止めた試合後に、不振で4番から外した大山悠輔内野手(26)について言及した。
「悠輔にはこれからも頑張ってもらわないとダメですし、悠輔が上がってくるというのは優勝に向けて大きなところなんで。でも、4番に置いてちょっと力んでいるかなというのもあったし、何かしら気分転換とか、悔しさとか。そういうことが、外すことで出てきたらいいなというところで6番にしました」
開幕から4番を務めてきた大山は27日・DeNA戦で、4度の得点圏で凡退。6番に降格したこの日も4打数無安打に沈み、苦しんでいる。規定打席到達者の中でリーグ最下位の得点圏打率は・200とさらに下降した。
指揮官は「大山がどう感じているか」と話し、奮起を促した。主将も担う大黒柱の復調なくして、16年ぶりのリーグ優勝は難しい。