<阪神5-4中日>◇27日◇京セラドーム大阪

 阪神は中日との接戦を制した。金本知憲監督(47)のテレビインタビューは以下の通り。

【写真】阪神ヘイグ連日のお立ち台で「コンパイ、カンパイ」

 -にぎやかな勝ち

 金本監督 ですね。今日勝つのと負けるのとでは、結構大きいかなと。ベンチでみんな、絶対に今日、勝つという雰囲気があった。昨日より今日の方が盛り上がった感じはあります。

 -今日の試合で感激したこと

 金本監督 そうですね。いっぱいありますね。パッと出てこないですけど。

 -マテオは安定感

 金本監督 まだ相手打者も慣れていないのでね。慣れてきたところで、どういう工夫をしてくれるか。実際、これからの課題になると思いますね。

 -開幕カードを終えて確信めいたものはあるか

 金本監督 選手は何が何でも、球に食らいつくという必死さと言いますか、勝つんだという姿勢が野手だけじゃなく、投手もね。高橋と福原がストレートで最後、バシッと三振を取る。そういう意気込みをすごく感じ取れましたね。

 -西岡もサボらない

 金本監督 今のところ、サボってないですね。今のところは。来週くらい、ちょっと危ないですね(笑い)。

 -横田がジョイント役として適時打も放った

 金本監督 まだまだ、ただ、ひたすら一直線にまっしぐらというスタイルですけど、いま、あれでうまくいっているし、あれが彼らしさ。そこはやっぱり少々、暴走気味でもね。ちょっと怖いですけどね。打席でもあまり作戦も出せないですけどね。彼の持ち味をうまく生かすことが、ベンチの仕事ではないのかなと。

 -今日は横田の盗塁がアウトになっても客席がわいた。ああいうのを久しぶりに見た

 金本監督 そうですか。僕もありましたよ、昔。

 -2勝1敗をどう評価するのか

 金本監督 まあ、勝ち越したことがすごく大きい。開幕を落としましたけど、2連勝を確信できた、開幕の負け方だった。あの負け方がすごく大きかったという印象を持っています。

 -エンドランが決まったり、岡崎も活躍した

 金本監督 メッセンジャーの盗塁とかね。負けはしましたけど、今年の開幕戦は今年のタイガースを変えていく、変わっていく原点じゃないのかなと思っています。

 -先発藤川について

 金本監督 早いカウントから、コースにいい球を投げすぎたのでね。ちょっと手詰まりだった感があったと、本人も言っていましたけどね。まあ、今日の勝ちは球児が一番救われたんじゃないかな。僕はそう思いますね。彼は責任感が強すぎて。同点には追いつかれましたけど。今日の試合は球児が一番、ホッとしていると思います。

 -関東で3カード戦いに行く

 金本監督 このスタイルで、イケイケでね。とにかく失敗を恐れずにやってほしいと思います。

 -いやあ、面白い野球

 金本監督 こっちはヒヤヒヤです。

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