バーチャル高山は走力Ａ。リアル高山も速いですぞ。そろそろ初盗塁が見たいネ（写真：サンケイスポーツ）

　阪神のドラフト１位・高山俊外野手（２２）＝明大＝が、コナミから４月２８日に発売される「実況パワフルプロ野球２０１６」で高い評価を受けていることが１１日、分かった。Ｓを最高としたＡ～Ｇの８段階評価で『ミートＣ』『走力Ａ』という超即戦力扱い。まだ盗塁０ながら、本人もバーチャル高山に負けじと、その名の通りの“俊”足を生かす。

　大きな瞳をパチクリとさせて“自身”を見つめた。「超変革」の虎を引っ張る高山は、初登場の「パワプロ」でも黄金ルーキーだった。

　「これ、僕ですか！？　不思議ですね…。（ゲーム内での打席での）構えとか見てみたいです。走力Ａ？　ビックリです。ミートＣ？　できすぎです。ありがたいです」

　「１番・左翼」でここまでの全１５試合にスタメン出場。打率・２９６、１本塁打、７打点。東京六大学リーグで新記録となる１３１安打を積み上げた巧みなバットコントロールで、堂々の数字を残している。

　コナミの制作チームも「新人王の最有力候補と目しております。その期待を反映したデータ設定となっております」と評価。それゆえ、ゲーム内で打率・３００が期待できるミートＣ。ただ、まだ盗塁０なのに走力がＡとはなにゆえ？　制作側は「広い守備範囲を持ち、走塁面においても２桁盗塁を期待できる数値となります」。高山も「これに見合う選手になっていきたいですね」と、俊足をもっと生かすことを誓った。

　「（パワプロは）小学生のころとかに遊んでいました。自分で（選手を作るモードで）自分を作ったりもしていました」と思い出を語った。守備力は「Ｅ」という下から３番目の能力だったが、そこは「まだまだなので、この通りだと思います」と素直に受け止める。制作側は「活躍がチーム順位に大きく影響を与える位置づけです」とも。バーチャル高山に負けてられん。もっと打って走って、勝利に貢献する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160412-00000008-sanspo-base