選手交代を告げる金本監督（左）

◆中日４ｘ―２阪神（１７日・ナゴヤドーム）

　２試合連続のサヨナラ負け。今季初の３連敗を喫した阪神・金本知憲監督（４８）の試合後の一問一答。

　―福留がスタメン落ちした中日３連戦。打線が元気なかった。

　「３試合で５点か。まあね。孝介（福留）１人いないだけでも大きいし。若い選手が多いからね。ボールの絞り方とかね。高山の守備（初回の高橋の左翼越え二塁打）にしても。若いんだからあれが練習して当たり前に捕れるようになって欲しい」

　―捕手２人を使い切る形になっても９回は福留を代打でいかせた。攻める姿勢の表れか。

　「もちろんもちろん。今成も（捕手で）十分いけるし。思い切って攻めないと」

　―１０回は円陣で選手にゲキを飛ばしていた。

　「『強いチームはこっからひっくり返すぞ』と」

　　―１６日に右肘に違和感を訴え欠場した高山が無安打。痛みもあるのか。

　「どうなんかね。思うように動いてなかったのかな。それも承知で出しているわけだから。そこで工夫ね。思うように動かないならこうやってやる。痛みがあるならこうやってやる。本人も『いける』と言ったし。工夫の仕方を学んで欲しい」

　―福留は１９日のヤクルト戦からスタメン復帰か。

　「それは状態見て。１日も早くという思いやけど。無理させてもね」

　―福原が２試合続けての乱調。

　「本調子じゃないね。なかなか。彼もそういう貯金はあるだろうから。経験というか。悪い時はどうするというね」

　―福原はこのままセットアッパーを任せるのか。

　「これは変わるかも知れないね。配置転換というか。投手コーチも考えるでしょう」

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