阪神秋季練習(23日、甲子園)阪神・中谷将大外野手(25)が、初日から豪快アーチを連発した。バックスクリーン2連発などを含む45スイング10サク越え。
2軍打撃コーチから配置転換となった浜中治打撃コーチ(40)も「すごくいい形で打っていてビックリした」と仰天だ。矢野燿大新監督(49)も見つめる中、悩める大砲が開眼をアピールだ。 悔しさをぶつけるように振った。

首脳陣からチームに、そして球場全体に新鮮な空気が漂った一日。この25歳の体からは、悲壮な覚悟がにじんでいた。中谷らしい豪快アーチを、ここから一気に取り戻す。矢野新監督がケージ脇からジッと見つめる中、大きな大きな弧を何本も描き、甲子園の秋空を貫いた。 「自分の形を見つけていくだけです。キャンプで作っていきたい」 フリー打撃の10スイング目までは逆らわずに中堅から右方向へ快音を連発したが、それ以降は一気に力を込めた。

12スイング目の左越えアーチを皮切りに、白球が次々とスタンドに飛び込んだ。20スイング目と21スイング目では、2連続でバックスクリーン弾。計45スイングで安打性の打球は26。サク越えは10本に及んだ。

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