阪神の藤浪晋太郎投手(24)が15日、現在参加中の高知・安芸キャンプで、実戦登板しないと明かした。初日に離脱した谷川を除き、今キャンプには投手14人が参加。藤浪と、2年連続で60試合以上に登板した岩崎だけがシート打撃や紅白戦といった実戦形式のマウンドに上がっていない。

残る登板機会は16日に行われるシート打撃と17日の韓国LG戦だけだが、藤浪は登板しないと公表した。 この日は矢野監督が見守る中、ブルペンで53球。リリースの精度を高めるため、右肘をしっかり出すことなど細部の感覚を高め、課題の克服に努めている。「フォームを変えるとかそういうことではないです」と改造ではなく、シーズン最終盤で3連勝した好感触のアップデートを重ねている。

指揮官も「晋太郎も一時の苦しい時期は抜けている」と話し、改めて来季の飛躍を期待。18日のキャンプが打ち上げ後は、本格的なシーズンオフに突入する。残り3日間となった秋季キャンプで、しっかりと地を固める。


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