阪神の糸原健斗内野手（２６）が来季のキャプテンに就任することが２５日、分かった。
　矢野燿大監督（４９）は糸原のキャプテン指名について「元気があるし、今までキャプテンとかあまりやってなかったんかな？そういう意味で奮い立たすというか、自分もそうやし、周りもそうやし。そういうのもあるからいいんじゃないかと」と説明した。
　秋季キャンプの終盤に指揮官自ら本人へ伝えたという。「ビックリもしてた部分もあったかもしれないけど、本人的にも『ええっ』という感じでもなかったから」と冷静に受け止めていた模様だ。
　すべては糸原の成長を願い、チームを新しく生まれ変わらせるため－。「若いヤツらに健斗もつけて、いい意味のプレッシャーをかけながらね。後ろにはそうやってみんな（ベテラン）がついてくれてるから」と矢野監督は力を込めた。
世代交代を進めていく上で、来季入団３年目とはいえ、２６歳の糸原は適任とも言える。
　彼らの世代がチームを引っ張り、ベテランが後ろから支えていく体制を取れれば、必ずいい方向へと向いていくはずだ。　（Vデイリー）http://tigers.daily.co.jp/