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オリックスから国内ＦＡ権を行使した西勇輝投手（２８）が７日、大阪市内のホテルで阪神と３度目の交渉を行い、正式に入団を表明した。

１１月２４日以来、３度目の交渉となったこの日は、谷本修球団本部長（５４）に加え、矢野燿大監督（５０）が初めて出席。約１時間、指揮官自らの直接出馬でラブコールを伝え、熱い思いで“恋人”を振り向かせた。

【以下、主な一問一答】
－今の気持ちは？
「良かったなと。本当に球団の方がよく、根気強くというか、やっていただいたので、西にも感謝ですし、球団の方にも感謝です」

－補強に成功。
「監督（就任）会見の時から、生え抜きを育てるというので、それも仕事の部分ではあるんですけど、でもそういう中で必要なところの部分というのは補強していかないとダメなところもあると思うので、そういう中で補強できたというのは心強いですし、すごくうれしく思います」

－熱意をどういう形で伝えた？
「同じ関西でやってますし、この土地柄とかも分かってくれてますし。あとは西自身がどういう風にやりたいかというところも僕と共通してるというか、そういう部分が多かったと思うので、そういう辺りを伝えさせてもらいました」

－具体的にどういった言葉を？
 「口説き文句とかはね、僕はそういうことが言えるようなタイプじゃないですけど、僕がずっと言っているように、ファンを喜ばせたいという中で、西が入ってくれて、そこに近付いていけると思うのでね。そういうところで一緒にね、ファンを喜ばせたいというところを伝えていきましたけど」

－西に期待するパフォーマンスは？
「本当にクレバーなピッチャーですし、総合的にスキのないピッチャーだと思うので。まずは、チームのことも本人もすごく気にしてくれてましたけど、まずは自分がどんどん勝つようにやってもらったらいいですし、西らしい、小気味いいというか、ピッチングをしてくれたらと思います」

－投手陣の中でどういった役割を？
「うちはどっちかと言うと、ベテランと若手というところで、中堅というところに西が入ってくれることで引っ張っていってくれると思いますし。若手にもいい手本になるタイプのピッチャーだと思うので、その辺りもすごく期待してます」

－西に期待するところは？
「西のそのまんま、やってくれたらチームの力になると信じてますし、特別ね、ＦＡで注目されて、本人も力むというかいろいろ考えることも多いとおもいますけど、西らしさを出してくれれば一番いいと思ってます」


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