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 阪神の梅野隆太郎捕手(27)と糸原健斗内野手(26)が24日、東京都墨田区の「東武ホテルレバント東京」で開催されたデイリースポーツ主催「2018阪神激励パーティー」に参加した。

 糸原は、全試合出場を果たした最強ボディーに磨きをかけ、ケガ知らずの体を手に入れると誓った。主将として迎える勝負の3年目を飛躍の1年とする決意だ。

 「筋力アップもしないといけないですけど、しっかりとケガしない体を作っていきたい。今年はケガをすることなくシーズンを過ごすことができたので」

 今季はチーム唯一の全143試合に出場。2年目でプロとして1つの目的を成し遂げることができた。右膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷して途中離脱し、悔しさを味わったルーキーイヤー。同じ思いをしないようにと、徹底的に体の強化を図った結果が実った。

 全試合出場から、さらなる高みへ。来季の目標とするフルイニングへ向けて準備は着実に進めていく。オフには広島のジム「アスリート」などでトレーニングする予定。春季キャンプ初日からアピールできるように万全の態勢を整える。

 開幕スタメンを勝ち取り、主に「1番・二塁」を任されたが、油断は一切ない。「まだアピールして結果を残していかないといけない立場。全ての面で上を目指して。まだまだ下手くそなので、練習して頑張っていきたいと思います」と気持ちを引き締めた。

 パーティーではファンの期待を改めて実感。「(自分のユニホームを着てくれるのは)うれしい。頑張ろうと思う」。新主将が虎党の思いも背負ってチームをけん引し、19年シーズンへと挑んでいく。











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