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 阪神電鉄本社は28日、年内の仕事納めを行った。報道陣に応対した藤原崇起オーナー(66)は来年の漢字に「拓」を掲げ、フロントは営業面の集客努力、ファンの新規開拓、現場には現状を“切り拓く”という願いを込めた。

 「私の一番好きな漢字です。2つの意味があります」と明かした上で「拓」という文字を選んだ藤原オーナー。今季は天候状況に恵まれず、チーム成績も低迷したことから目標の観客動員300万人には届かなかった。

 「拓という字は『石を手で集める』という形にも取れるんですね。お客さんに集まってもらえる、そういうチームを目指せるように」と説明した総帥。さらにチームには「現状を切り拓くという意味で。現状突破と言いますか、道を切り拓いてほしい」と願う。

 首脳陣、選手全員にメッセージを込めた年賀状を送ったという藤原オーナー。来季は最下位から上位への道を切り拓いて行けるように-。「バックアップはしていきます」と力を込めた。
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/12/29/0011941992.shtml









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