阪神・福留、オレが盾になる「地獄のときに矢面に立つ」


　若虎よ、ノビノビやれ！！　阪神・福留孝介外野手（４１）がキャンプ休日の４日、サンケイスポーツ専属評論家の八木裕氏（５３）との特別対談に臨んだ。連敗などでチームに批判が集まるときでも「矢面に立つ」と“盾”になることを宣言。若手に対し、失敗を恐れずプレーするよう求めた。

　八木氏（以下、八木）　セ・リーグの最年長野手になって、まだまだ元気だとは思うんですが、第１クールを終えて体調はどうですか？

　福留　思った以上に体が動いているので。ちょっとやり過ぎないように気をつけながら、という感じですね。

　八木　やっぱり自分の中で、体力の回復とかを含めた部分でのやり過ぎは気にはしているんだ。

　福留　そうですね、やり過ぎて別にできないことはないと思うんですけど。そこでやっぱりけがのリスクを高めてしまうよりは、というところは基本ありますね。

　八木　ところで、どうですか、今年のチームの雰囲気は？　監督も代わって。

　福留　いやもう、明るくやっている中で、選手一人一人、自分が何をしなければいけないかというのを、今のところ体が元気なので。考えながらみんなやっているかな、という感じですね。

　八木　自分のことも大事だけど、チーム全体のことも気になるところではあるし。キャプテンマークは外れたけど、意識は変わらず？

　福留　そうですね、逆に言えば『僕がやっているのにお前らやらないの？』というところは『それでいいの？』という、若い選手にプレッシャーじゃないですけど。そこをやっていくのも、また１つ僕の仕事でもあると思いますし。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20190205/tig19020508000001-n1.html