
<阪神3-2ヤクルト>◇22日◇甲子園
まるで少年のように、飛び上がって喜んだ。阪神藤川球児投手(38)はグラブをたたいて、ぺろっと舌を出して照れる。7回のピンチを乗り越えた男が、安堵(あんど)の表情でマウンドを降りた。
「地道に1つずつ成果を出していくと決めている。地に足つけて戦っていくしかない。(自分たちは)立ち止まってはいられない」
1死から坂口、青木に連打を浴び、迎えるは3番山田哲。見逃し、ファウルで追い込むと3球勝負。内角直球にタイミングが合わずに空振り三振。あとひとつ-。2死になっても焦らない。何度も修羅場をくぐってきたベテランは落ち着いていた。4番バレンティンには5球連続ストレート。カウント2-2から外角低めにフォークを落とした。バットが空を切るのを確認すると、梅野に感謝の合図を送った。「自分のボールというよりは梅野の配球に助けられた。(梅野は)本当に頼もしい存在になってきてます」。
ブルペンの精神的支柱は面倒見がいい。若手投手を食事に誘ったかと思えば、その後はカラオケへ行くことも。グラウンドだけでなく、プライベートでも心を通わせている。試合中のブルペンでも1球ずつ「自分なら、ここに投げるかなぁ」と配球を考えて伝え、若手に寄り添う。
味方が勝ち越して今季2勝目をゲット。2軍再調整後は9戦連続無失点と波に乗る。矢野監督は「球児もあの場面、思い切って向かっていく投球をしてくれた。今後もああいう場面での登板になる。年は取っていくけど、ああいう真っすぐは球児の投球のバロメーター」と絶賛した。チームスポーツは役割分担。若手が躍動する裏では、藤川のような経験豊富なベテランが背中を押している。【真柴健】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190522-05221084-nksports-base
とらほー(^0^)/
阪神連勝!!!
勝ち:藤川球児(2勝0敗)
負け:高橋奎二(0勝2敗)
セーブ:ドリス(1勝1敗10セーブ)
#阪神タイガース #とらほー
#ぶち破れオレがヤル pic.twitter.com/hFP3mcTkkI
藤川球児、調子上がってきてる!
ナイスストレート!ギア上がった時のインコースストレートは、本当に感動する。 #阪神


