
DeNA、巨人と続いた上位との6連戦を2勝3敗1分と負け越した矢野阪神。28日(日)は今季ワーストの16失点で大敗し、今季初の巨人戦3連戦3連勝を逃した。借金は「4」に逆戻りし、目標の勝率5割は遠いまま。30日からは高校野球に甲子園を明け渡す前の最後の3連戦。目下7連敗中と“苦手”の竜を相手にどう戦うか。虎のレジェンドご意見番・小山正明氏は「連敗は意識せんでええ。とにかく近本&糸原に勢いを作ってほしい」と真夏のキーマンに指名、期待感を寄せた。
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新助っ人・ソラーテが来日初安打を決勝本塁打で飾り、逆転勝ちを収めた26日の巨人14回戦。翌27日の15回戦も再三のピンチをしのいで延長戦を制し、東京ドームでのG戦4連勝を決めた。「この勢いで3連勝を!!」と勇んで向かった28日の16回戦だったが、先発・岩田が初回ゲレーロの満塁弾を含む7失点と大誤算。結局今季ワーストとなる16失点を喫して大敗し、3連戦3連勝のもくろみはあっさりと潰えた。世の中そんな甘くない。
いつものように小山正明氏の携帯を鳴らす。28日はレジェンドご意見番の85回目のバースデー。虎の勝利で祝いたいところだったが、全く反対の結果に「笑うしかないよなぁ…」とまず一言。そこから、ああだ、こうだとタイガース談義が続いた。
-阪神が老練な?岩田で、巨人が新進気鋭の桜井。双方の勢いからしていい勝負になると期待してたんですが、勝負は初回で決してしまいました。それこそ、笑うしかありません。
「今年、あんなケースは珍しいんやないか。26、27日と投手陣が強力な巨人打線を2点に抑え、打線も打てないなりに反撃して何とか星を拾った。その流れにベテランの岩田も乗っていってほしかったんやが、ヨーイドンで7失点ではどうにもならん」
-初戦、2戦目が手に汗握る展開だっただけに、拍子抜けの感が否めません。ただ、その分、楽に見られましたが(苦笑)。
「そうやね(苦笑)。これまで踏ん張ってきた投手陣やが、大崩れすることもある。ここは巨人戦2勝1敗で勝ち越しただけ良し、とすべきやろう。気持ちの切り替えが大事やで」
-先週1週間は2勝3敗1分。週初めの23日(DeNA16回戦)で勝ち試合を引き分けたのが結果的に響きました。2位のDeNAに2敗1分はいただけません。ムチャクチャ腹立ちましたよ。
「先発のガルシアが六回までナイスピッチングをしていたけど、七回突如崩れた。先取点を梅野のスクイズで挙げるほど、1点に執着していながら、一挙5点を奪われて逆転されたあの回は失点に淡泊やった。結果的に、先週1週間はあれが響いたと言わざるをえんやろう」
DeNAに地元甲子園で1勝もできずに終わったが、東京ドームで連勝して何とか態勢を立て直した。冒頭のソラーテがムードを変えたと言えなくもないが、G戦3連戦で2安打のみ、というのは評価が難しい。彼は貧打のチームを救えるのかというと判断がつきにくい。さらに小山氏に聞く。
-ソラーテを見てどう思いましたか?初戦は2番、2戦目は5番、そして最後は3番とコロコロ打順を変えてましたが…。
「来日から2軍の練習試合を1試合出てすぐ1軍やろう。彼にしてみれば日本の投手がどんなレベルなのかさっぱりわからん状況やないか。いきなり打て、ちゅうのは酷な話。その中で、初戦試合を決める一発を打ったのは価値はある。今年のセ・リーグの出来は投手は低調だけに、これからの彼の打撃には注目やね」
-期待していいですかね?
「それはわからん(苦笑)。たった3試合で評価を下すことはできんわ。ただ、誰が今後のキーマンかと問われれば、僕は彼やマルテやなしに、近本と糸原やと思うわ」
-その心は?
「もちろん、彼ら助っ人には長打を期待したいけど、これまでそんな試合が何試合あった?それよりも、近本や糸原が打って勢いをつけてほしいよ。彼らが引っかき回すことで試合は動いていく。今の阪神に必要なんは『勢い』やと思うよ」
御年85歳になった小山氏だが、古巣への“愛”は一向に衰えない。試合をナマで見られない時は、携帯ラジオのボリュームを最大限まで上げて食い入るように聞いているという。現在借金4で4位に甘んじている現状に歯がみするが、それでも希望は捨てていない。首位巨人と8・5差という状況は横に置き、CS(クライマックス・シリーズ)圏内は死守すべし、という。30日からは甲子園で現在7連敗中の中日戦。これが終われば高校球児に聖地を明け渡す。地元ファンのためにも、ドラ戦連敗にピリオドを打たなければならないが、レジェンドは意外に楽観的だ。
「結果的に連敗が続いている、というだけで、力差はそうないよ。苦手とか、そういう意識を外して戦うべしやし、選手個々は全く気にする必要もない。あとは矢野監督らベンチの問題。選手起用、特に投手交代を含めた起用法やないかな。この前のカードでも、3連敗の黒星は全部中継ぎ陣についたやろう。中日戦はそこなんや」
8連勝後の8連敗と浮き沈みの激しい5位・中日。その連敗を脱して甲子園に来るだけに、4位・阪神は全く気を抜けない。上にいる3位・広島は9連勝中と絶好調。2位のDeNAも連勝は止まったとはいえ、チーム状況はいい。甲子園を高校野球に明け渡す前の3連戦。本音を言えば、阪神は是が非でも3連勝がほしい。そのための采配を矢野監督が“必死のパッチ”でするかどうか。結果は横に置き、今回はその姿が見たい。(デイリースポーツ・中村正直=1997~99年阪神担当キャップ、前編集長、現販売局長)
@TigersDreamlink 初回近本のスリーベースと糸原の犠牲フライで先制した時は勝ったと思ったけど、岩田…ありぁないで…
初回の攻撃はスリーベースの近本を糸原が犠牲フライで返すという理想的な攻撃だった。
福留にも1000得点となるソロホームラン。代打鳥谷の盛り上がりからのヒットも素晴らしかった。
勝つ時は接戦を制し、負ける時は大敗という常勝チームの勝ち方をした。つまり、優勝したも同然だ。
広島も11連敗しているし、まだまだ分からん今シーズン。
とはいえ、阪神も簡単に連敗するチームやからなぁ。
打線の奮起しかない。キーマンは?
近本、糸原、大山、高山、マルテ、原口・・・あげればきりがない 涙
阪神の逆転Vは厳しい 岩田続投に疑問/里崎智也 https://www.nikkansports.com/baseball/column/analyst/news/201907280000715.html?utm_source=twitter%26utm_medium=social%26utm_campaign=nikkansports_ogp …
虎に勢いをつけるのは近本&糸原!!レジェンドご意見番が真夏のキーマンに指名/阪神タイガース/デイリースポーツ online https://www.daily.co.jp/tigers/2019/07/29/0012559726.shtml … # @Daily_Onlineより
その近本が大丈夫なのかものすごく心配なんだよなぁ(くたばれ戸根)
一言でいうと「疲れました」(笑)
初回の近本3ベースと糸原犠飛の1点だけ唯一盛り上がった
阪神登板投手全員1失点以上という(笑)
まぁカード勝ち越したしえっか(笑)
#阪神タイガース pic.twitter.com/DFX076VeWs





