「広島－阪神」（４日、マツダスタジアム）

　阪神の新外国人ヤンハービス・ソラーテ内野手が課題の守備でまたもほころびをみせた。

　来日以降は遊撃、二塁、左翼などさまざまなポジションで起用されているソラーテ。この日「５番・二塁」で先発出場したが、二回に早くも痛恨の失策を記録した。

　二回１死から広島・西川の打球は何でもない二塁へのゴロだった。難なく捕球したソラーテだが、余裕を持って行ったはずの送球が右に大きくそれて一塁手・マルテは捕球が精いっぱい。信じられないようなプレーで出塁を許し、ベンチの矢野監督も表情を失った。

　初回に５連打で５点を失っている阪神先発・岩田は、これ以上得点を許したくない状況だったが、失策がやはり失点につながる。２死一、三塁から鈴木に適時打。さらには会沢にも中前打を打たれ、試合は早くも７－０と一方的になっている。

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