<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>
厳しい世界で生き抜いていくには、自分のスタイルさえも変えていかなければならないこともある。
阪神の2年目、熊谷敬宥内野手(23)は、生きる道を必死に模索している。
今季はファームで97試合に出場(8月31日終了時)。打率2割2分、67安打、36打点はチームトップをマークしている。それでも今季の1軍昇格はまだなし。来る時に備え、2軍で黙々と練習を重ねている。
転機があった。今夏にバットを半握りから一握り分、短く持つようになった。「平田(2軍監督)さんや新井(2軍打撃)コーチに、プロで生きていくためには長打よりも、コツコツとやった方が息の長い選手になれると言われました」。慣れない握りに戸惑ったが「最初は全然、うまくいかなかったけど、練習で試していくうちにちょっとずつできている」。シーズン中盤には「打たないと自分の場合は1軍に上がれないと思っている。どうやったら上がれるのかを常に考えながらやっていきたい」と話していた。葛藤と戦いながら、最善の道を探している最中だ。
8月7日の練習試合で頭部死球を受け「頭部打撲」と診断されて以降は、専用の回復プログラムに従って調整を続けてきた。それまでコンスタントに出場していた2軍戦の出場機会も減った。8月13日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(オセアンBS)で復帰し、代打で即安打。矢野監督が視察に訪れた同29日中日戦(鳴尾浜)では、指揮官の目の前で適時打を放ち、アピールした。「(1軍へのアピールに向けて)ファームで出るために、結果を出さないといけないと思っている」。この日は、今季初となる三塁での先発出場も果たした。目指すべき場所に向かって、試行錯誤を続けている。【阪神担当 奥田隼人】
【阪神】
熊谷
一軍昇格へ模索中
打点36はチームトップ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-09011270-nksports-base …
「平田さんや新井コーチに、長打よりも、コツコツとやった方が息の長い選手になれると言われました。打たないと一軍に上がれない。どうやったら上がれるのかを常に考えながらやっていきたい」
(ニッカン)
@HTno1_ お取り上げいただいてありがとうございます!
@HTno1_ 頑張ってや😄
@HTno1_ 走れて二遊間守れる。海くんといい勝負、競い合ってほしい。
@HTno1_ 普通に上げてもいいですよね。
守備はいいし代走としても使えると思います


