「阪神-広島」(21日、甲子園球場)
阪神が六回、相手の暴投で試合を振り出しに戻した。
2点を追うこの回。先頭の梅野が四球で出塁すると、続く西が犠打を成功させて好機を拡大した。代打・北條の一ゴロで2死三塁。近本に相手先発のジョンソンが投じた2球目が、ベース手前でワンバウンドする暴投となり1点を返した。
その後、近本は今季通算155安打目となる左前打をマーク。これで、新人シーズン安打は西武・源田に並び3位となった。続く福留も右前打で応戦。2死一、三塁と好機を広げて4番・マルテにつないだ。カウント1-1からの3球目、低めのチェンジアップがワイルドピッチとなり、その間に三走・近本が生還。試合を振り出しに戻した。