マニー・ラミレス氏　台湾プロ野球復帰を希望
[2020年4月30日7時4分]

メジャー通算555本塁打のマニー・ラミレス氏（47）が台湾プロ野球でのプレーを希望しているとMLB公式サイトが伝えた。

同サイトによればラミレス氏は台湾タイムズのインタビューに応じ「台湾プロ野球に復帰したい」と語ったという。

ラミレス氏はドミニカ共和国出身。93年にインディアンスでメジャーデビュー。レッドソックス時代はワールドシリーズを制覇するなど活躍し19年間で555本塁打を放ち球宴にも12度選出されたスーパースター。13年に台湾の義大（現富邦）でプレーし49試合で8本塁打、43打点、打率3割5分2厘の成績を残した。17年には来日し独立リーグの高知でプレーした。その後、今年2月にはイタリアリーグのチームと交渉中であると地元紙が報じたが新型コロナウイルスの感染拡大などの影響か、契約には至らなかった。

現在、台湾では無観客でリーグ戦が行われている。ラミレス氏は南フロリダに住んでいるが台湾プロ野球の試合をネットでチェックしているという。

◆マニー・ラミレス　1972年5月30日、ドミニカ共和国生まれ。91年ドラフト1巡目（全体13位）でインディアンス入団。93年に初昇格し、99年に165打点で初タイトル。01年からレッドソックス入りし04年に本塁打王、ワールドシリーズMVP。レイズ入りした11年に2度目の薬物使用が発覚し一時引退。その後は複数球団とマイナー契約を結び、13年には台湾リーグでプレー。14年はカブス傘下マイナーで選手兼打撃コーチ。メジャー通算2302試合に出場し、555本塁打、1831打点。183センチ、102キロ。右投げ右打ち。

https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202004300000040.html