

◇練習試合 阪神―広島(4日・甲子園)
初回の阪神の攻撃で練習試合ならではの“珍ハプニング”が発生した。
0―0の初回先頭。三塁へのゴロを放った上本の一塁駆け抜けと、広島の三塁・メヒアの一塁送球が微妙なタイミングになった。一塁塁審はアウトとジャッジしたが、上本がセーフではないかとアピール。矢野燿大監督(51)は一塁ベンチを飛び出し、球審に向けてモニターのジェスチャーでリクエストを要求したが、練習試合のため認められず、「×」のジェスチャーで返された。
これには指揮官もマスクの下で苦笑い。帽子をとって“謝罪”し、周囲は和やかな笑いに包まれた。