コンディション不良で2軍調整中の阪神・高橋遥人投手(24)が25日、鳴尾浜で故障後初めてシート打撃に登板。D2位・井上(履正社高)、D5位・藤田(中京学院大中京高)と交互に計12打席対決し、51球を投げて被安打3、8三振を奪った。
「(打者相手に投げるのは)3カ月ぶりだったが、ブルペンでやってきたことは出せたし、しっかりと投げられたと思います」
この日のウエスタン・オリックス戦(甲子園)で3打点の井上とは6度の“真剣勝負”で2安打されたが、残りの4打席はすべて三振。安藤2軍育成コーチは「井上は『球が速い』と言っていたし、変化球もよかったね」と話した。
順調なら週明けのウエスタンに登板予定。高橋は「僕は、けがを何回もしているので(トレーナーと)相談しながらやっていきたい」と慎重だったが、西勇とともに先発ローテの軸として期待されている左腕の1軍復帰へのカウントダウンが始まった。(三木建次)
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ホッとする。でも焦らずね…