
◆JERAセ・リーグ 阪神―広島(23日・甲子園)
右肩のコンディション不良で2軍調整していた阪神・藤川球児投手(40)が復帰登板を1回無失点で切り抜けた。
8回から3番手で11日のDeNA戦以来、12日ぶりの1軍マウンド。1死から鈴木誠の右前安打と松山の四球で走者を背負うと、2死から暴投で二、三塁とピンチを広げた。だが、会沢をフォークで空振り三振に仕留め、何とかゼロに抑えた。
この日は試運転となったが、矢野監督は「その(クローザー起用)のつもりでいるし、球児ももちろんそのつもりで調整している」と話してきており、今後は守護神に復帰する可能性が高い。