「レイズ4-6ブルージェイズ」(24日、セントピーターズバーグ)
阪神の抑えとしても活躍したブルージェイズのラファエル・ドリス投手(32)がレイズとの開幕戦で3点リードの八回から4番手で登板。カブス時代の13年5月26日のレッズ戦以来、2616日ぶりにメジャーのマウンドに立ち、1回27球を投げて1安打1失点、1奪三振2四球。失策がらみの失点のため自責ゼロ。うれしい初ホールドをマークした。
八回のマウンドを託されたドリスは味方遊撃手の失策で先頭打者を出す不運。出鼻をくじかれた右腕は続くロウに四球を与えてピンチを広げると、アダメスにはフルカウントから投じた低めの134キロスライダーを左前へ運ばれ、失点した。
無死一、二塁からキーアマイヤーを151キロ直球で中飛に打ち取ったが、代打・崔には2つ目の四球で1死満塁。しかし、そこからディアズを134キロスライダーで二飛、最後はレンフローをカウント2-2から外角低め153キロで見逃し三振に仕留めてピンチを脱した。
この日は元日本ハムのアンソニー・バス投手も六回途中から3番手で登板し、1回1/3を無失点に抑えてホールドを記録。中継ぎで開幕ベンチに入った元巨人・山口俊投手は登板機会はなく、メジャーデビューは25日以降に持ち越された。