
「広島-阪神」(9日、マツダスタジアム)
阪神の先発・秋山が6回1安打1失点と好投した。
直球を軸にカーブやカットボールなどを散りばめながらの投球。初回は難なく3者凡退に封じた。味方打線が1点を先制した直後の二回は先頭・鈴木誠を四球。1死後、堂林に右翼線二塁打を許して1死二、三塁とすると菊池涼の左犠飛で同点とされた。
ただ、三回以降はリズムを取り戻して相手打線に的を絞らせず。五回終了までで球数は61球、六回終了までで77球で1安打1失点の内容だった。
七回の攻撃で1死二塁の場面で打順がまわり、代打に糸井が送られ降板となった。
チームは連敗中で、流れを呼び込む投球を期待される右腕。広島打線に対して初回はテンポ良く3者凡退に抑えていた。7月14日のヤクルト戦から自身3連勝中。同28日のヤクルト戦では5失点完投勝利を飾っていた。
疲労などを考慮されて29日に登録抹消されたが、1軍に帯同しながら調整を続けていた。