
◇セ・リーグ 阪神―広島(2020年8月30日 マツダ)
チームとして3カード連続の勝ち越し、そして自身5連勝を目指して先発した阪神・秋山拓巳投手(29)は6回6安打3失点(自責点0)で降板。一発に泣き、今季5勝目とはならなかった。
毎回安打を浴びながらも4回までは三塁を踏ませなかったが、3点リードの5回に安打と失策が絡んで2死二、三塁とされ、菊池涼にカウント1―1から3球目のカットボールを左翼スタンドに運ばれ、同点の3ラン本塁打とされた。
6回は4番・鈴木誠から始まる相手の攻撃を3人で片付け、直後の攻撃で代打を送られ降板となった。今季の広島戦はこの日の試合前までに3戦先発し2勝無敗、防御率2・60。この日も粘り強い投球を見せていただけに、菊池涼の本塁打だけが悔やまれた。