<阪神紅白戦:白組7-3紅組>◇7日◇かりゆしホテルズボールパーク宜野座
阪神の開幕ローテーション入りを狙うドラフト2位伊藤将司投手(24=JR東日本)が紅白戦で1イニング3人斬りの実戦デビューを飾った。
紅組の4番手として登板。先頭の北條を2球で一ゴロに仕留めると小幡はカウント2-2からこの日最速の141キロを内角低めに決め見逃し三振。最後は同4位栄枝裕貴捕手(22=立命大)から低めチェンジアップで空振り三振を奪った。「高さもよかった。一番いいチェンジアップだった。今日は変化球を低めに投げようという意識でやって、3人で抑えられてよかった」と冷静に振り返った。
わずか13球だったが、ネット裏のスコアラー陣は警戒を強めた。右手のグラブを高々と上げ、左手は打者から見えづらく、ピュッと出てくる。DeNA加賀スコアラーは「打者からしたら一瞬で球が出てくる感じ。グラブを(高く)上げるのは昔で言えば広島の大野豊さん、右で言えば(DeNAの)三浦(大輔)監督。三浦監督の左バージョンみたい」と、広島で通算148勝138セーブを挙げたレジェンド左腕と、通算172勝のハマのエースに重ね合わせた。
実戦向きだとこれまでも高く評価してきた矢野監督は「手持ちの武器が多い。どうやって抑えるかというパターンをいろいろ持てる投手。投球に余裕がある。波が少ない投手かなとは思う」と話した。好不調に左右されず試合を作れる力は、先発ローテーションを任せるには大事な要素となってくる。
紅白戦後に伊藤将は小幡との対戦を振り返った。「どういう配球で来るかと向こうも考えていたと思う。そこで裏をかいたり投球はできたかなと思います」と、会心の見逃し三振を振り返った。クレバーさが光る即戦力左腕。今後は実戦で長いイニングを投げ、首脳陣の信頼を勝ち取っていく。【石橋隆雄】
◆伊藤将司(いとう・まさし)1996年(平8)5月8日生まれ、千葉県出身。横浜では2年春からエースとして活躍し、同年夏の甲子園では初戦(対丸亀)で14三振を奪い完投勝利。3年春の甲子園では初戦で八戸学院光星に敗れた。国際武道大からJR東日本に進み、20年ドラフト2位で阪神入団。178センチ、85キロ。左投げ左打ち。
伊藤将司選手は1回2Kの完璧な投球。グラブを上にあげて球の出どころが見えにくい投球フォームに、横浜DeNAならスコアラーは「右の三浦監督みたい」とおっしゃっていました!(只松)
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@NikkanNaruohama 岡田元監督は、投球練習を見てロッテから巨人に移籍した河本投手みたいって言うてました
@NikkanNaruohama 僕は全盛期のロッテ時代の成瀬😌😉👍
🐯ルーキー伊藤将君楽しみですね👍 https://twitter.com/NikkanNaruohama/status/1358371544469098498 …
【私の楽しみ⚾️新人投手結果🎥】
ドラフト2:伊藤将司◎
ドラフト3:佐藤蓮✕
ドラフト8:石井大智△
緊張もあったと思うけど、技術より精神面を鍛えて、再チャレンジ⚾️💕👍
阪神新人3投手実戦デビュー ドラフト3位・佐藤蓮は4四死球の大乱調(デイリースポーツ) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210207-00000116-dal-base …
【朗報】阪神ドラ2伊藤将司さん、これは優勝。
https://youtu.be/W-U088IIDC8