【トラとら虎】
阪神の近本光司外野手(26)がリードオフマンとして存在感を高めてきた。5月戦線から調子は上向き、13日の中日戦(甲子園)で貴重な同点打を放つなど、V貯金に貢献している。今後、打線のタテのつながりは一層強固になると球団関係者の多くは見る。
実はチームと対照的に、今季も出足は最悪だった。20試合を消化した時点で・214の低打率。それでも矢野監督は我慢を決め込み「1番センター」で使い続けた。
球団OBはこんな用兵も首位を走る要因の一つと評価する。
「近本に対する信頼は半端じゃない。同じ状態の昨年は一時ベンチに下げたが、今年は他の選手でカバーできていると、調子が上がるのをじっと待った。選手にとってこれほどありがたいことはない」
ようやく復調のきっかけをつかんだのは5月2日の広島戦(甲子園)ではなかったか。3安打2盗塁3得点の大活躍で勝利に貢献。お立ち台は満塁弾の佐藤輝に奪われたが、自信を取り戻せただけで十分だった。以後、先の中日戦まで8試合の打率は・414(29打数12安打)。もう完全復活と判断してもいいだろう。
自分らしさが戻ったいま、近本は周囲に感謝の言葉を口にする。「みんなで僕のスタートの悪さをカバーしてくれた。全員野球で開幕から首位ですものね。これが何よりうれしい。チームに迷惑をかけた分はこれから少しずつでも返させてもらいます」。常に周囲を見渡す選手会長らしいコメントでもある。
リーグ個人成績の一番下にあった打率は、20番目あたりまで上がってきた。もちろん、まだ物足りないが、リーグトップの28得点、同2位の8盗塁(14日現在)は打率の上昇とともに増加するのは明白である。
昨年、近本をバント不要の2番に置こうとした矢野監督だが、不向きと判断した今季はもう二度と1番から動かすことはないと決めている。(スポーツライター・西本忠成)
近本「1番不動」で“らしさ”戻った 出足は最悪も我慢決め込んだ矢野監督(夕刊フジ)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/8208a29e2ba73a578f4916fff5a2c371d9c26143 …⚾️…プロ野球コラム🌱…近本選手 グリップの位置‼️で巧打連発❗️来た方向に❗️フオローを❗️擦らない事❗️
3月26日開幕から5月19日までの
— 阪神好き とらほー速報\(^o^)/ (@bhm775) May 20, 2021
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