
◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム―阪神(9日・札幌ドーム)
阪神・秋山拓巳投手が5回2/3を7安打3失点で、リーグトップに並ぶ6勝目の権利を持って降板した。
今季交流戦2戦2勝で3連勝中だった右腕。近藤の適時二塁打で5試合ぶりに初回に失点したが、バックがもり立てた。センター・近本が、2回2死一、三塁で浅間の右中間への打球を、3回2死一塁では王の中堅フェンスぎりぎりの打球を、ともに快足を飛ばして好捕した。
秋山は札幌Dでは、7回途中8失点で負け投手になって以来3年ぶりの登板。「やり返したいです。普段対戦しない相手なので、打ちづらいところはあると思う。攻めの投球を心掛けて頑張ります」と話していた。6回1死一、二塁では石井をこん身の138キロ直球で空振り三振。続く清水に左前適時打を許してマウンドを及川に託したものの、今季最多タイ110球の熱投に虎党からは拍手が送られた。