
◆JERAセ・リーグ 阪神5―3ヤクルト(29日・甲子園)
阪神が野村克也元監督の追悼試合で2回2死から7者連続安打、5得点の猛攻を見せ、連敗を3で止めた。矢野燿大監督は現役時代の恩師だった野村さんに感謝の言葉を述べるとともに、6番に降格させた大山悠輔内野手の奮起を求めた。以下は一問一答。
―野村克也さんの追悼試合で勝利を届けた
「そうですね、野村監督に出会っていなければ僕の現役生活もね、3割打つとか、20年間やるとか、それもなかったですし。監督としてね、こうやってやることも野村監督に出会っていなかったらなかったと思うので。そういうところでは、高津監督も教え子ですけど、野村監督の教えを何かこう伝えていきながら、しっかりやっていければいいなという思いで戦いました」
―先発の青柳は7回2失点で9三振を奪う投球
「ちょっと連敗でね、どうかというところを立ち上がりからちょっと飛ばしてね、行ってくれたので、リズムに乗れたというのはヤギ(青柳)のピッチングが大きかったですし。ちょっと疲れが出始めたところではまた丁寧にいってくれたというところでは、本当に青柳の成長というか、そういうのが見えた投球だったと思います」
―6月は4戦4勝で本当に安定感がある
「そうですね、本人も自信を持っていますし、オリンピックに選んで頂いたというのもまた、本人の大きな励みとか自信になっていると思うのでね。そういうところもプラスになっているのかなと思います」
―2回は7連打から5点
「ああいう大量得点というのは四球とかエラーとかが絡むんですけど、そういうことがなく、みんながヒットでつないだというところでいい攻撃ができました。その後、ちょっと点を取れなかったんで、そこは課題かなという部分と両方あります」
―4番にサンズ、6番大山と打線を入れ替えた
「悠輔(大山)にはこれからも頑張ってもらわないと駄目ですし、悠輔が上がってくるというのは優勝に向けて大きなところなんで。でも、4番に置いてちょっと力んでいるかなというのもあったし、何かしら気分転換とか、悔しさとか。そういうことが、外すことで出てきたらいいなというところで6番にしました」
―連敗から脱出した
「これでホッとすることなく、オリンピックまでの間、残り試合あるので。最後もう1回、みんなの戦い、タイガースの戦いをやっていきます」
ノムさんは、物心ついた時にやってた監督で ずっと最下位で良い思い出はなかったけど、大人になって改めて凄い人なんだなーって、思います。
天国で矢野さんを見守ってあげてください! pic.twitter.com/y2IPoFeLFH