<ウエスタン・リーグ:阪神5-1オリックス>◇24日◇鳴尾浜
阪神が引き分けを挟んだ連勝を11に伸ばした。
先発牧丈一郎投手(21)は5回1失点と好投。ジェフリー・マルテ内野手(30)が決勝2ランを放ち、4番小野寺暖外野手(23)は2安打でリーグ首位打者を守った。
平田勝男2軍監督(62)は「全然自分のバッティングを崩さない、インコースもうまいことさばくし、センター前にしっかり、暖らしいヒット」と小野寺をたたえた。
平田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-マルテがホームラン
最初のショートゴロもすごく感じが良いし、ずっとこういう感じだからね。打球が上がってスピンかかってんだろ? レフトフライかなっていうのがやっぱり(入る)。バットの角度とスピンがかかってるんだね。
-先発牧は5回1失点
1発打たれるのは全然問題じゃない。その後もしっかり。立ち上がり、栄枝が最初の盗塁を殺したのが、牧を5回までホームラン1本で抑え込ませた一番の(要因)。やっぱりその後、ランナー三塁で気合入ってピッチャーゴロ、三振か。ずっと牧も結果残して、もう2勝目か? ありがたい。今日(先発予定は小川)一平だったのが(1軍に行っているから)。
-育成の牧がアピールしている
彼らは今月までは支配下っていう目標があるし、その目標に少しでもアピールしようという気持ちが表れている。1人1人ちゃう、1球1球魂込めろって言うてんねん。
-4番小野寺も調子が良い
暖もずっと。4番に入って、前も4番打ったことあるんであれだけど、広大(井上)が大きな故障になって、4番でどうかなと思って。全然自分のバッティングを崩さない、インコースもうまいことさばくし、センター前にしっかり、暖らしいヒットを打つし、ずっとこの調子を維持させなあかんな。
-練習前には高寺と話していたが
足ね。ちょっとほっともっとの時(のオリックス戦)もアップの時よくなかった。俺がへたした。やめさせればよかった。股関節の張り。だから「どうや?」って言ったら、ジョギングでもちょっと痛いというか、響くという感じらしいんで。育成試合もあるし、土日どうかなって思ったけど、やっぱりまだ10日くらいかかるかなって感じかな。
-慎重に
ここまできたら、しっかり治させなあかんし。そこはもう、俺がしくった。失敗した。
-タマスタ筑後(20~22日のソフトバンク戦)から別メニューに
そうそう、ほっともっとまでは出てたんだから。打席も立ってた。アップの時ちょっと全力じゃないなとは思ってたけど。ゲームはいけますっていう話やったんでね。そこはちゃんと配慮じゃないけど、しなきゃあかん。
-練習中はブルペンで藤浪を見ていた
よかったよ。あさって(26日)投げるから楽しみだよ。全然悪いことなかったよ。
-明日(25日)の先発は
賢一、中田賢一。
-中田も久しぶり
雨でずっと流れていたんでね。そのへんがちょっと、みんなね。岩田(稔)にしても久しぶりに投げたり。ピッチャーも中継ぎが多いんでね。今日も遠征行ってないメンバー、それでこんだけみんな抑えるからピッチャーはすごい競争や。野手は今人数がいないんで。その分、遠藤とかチャンスなんでね。やっぱりバントとかを今のうちにちゃんと、技術を習得させるというところやな。