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 新たな戦いがまもなく始まる。セ、パ・リーグともに11月6日からクライマックスシリーズ(以下、CS)のファーストステージが開幕。最終ステージとなる日本シリーズにつながる注目の決戦だ。2勝したチームはファイナルステージに進み、当然ながら2敗したチームは2021年のシーズンが完全に終わる。

 惜しくも16年ぶりのセ・リーグ制覇を逃した阪神だが、2014年以来となる7年ぶりの大舞台へ鼻息が荒い。

 まずは阪神のレギュラーシーズンの激闘を振り返る。スタートダッシュに大成功した阪神は好調を長期間キープ。開幕カードとなった3月26日からのヤクルト3連戦(神宮)を見事に3連勝で飾って一気に加速した。その後もシーズン中盤まで首位を堅持。終盤に突入した9月22日には19日ぶりに2位に陥落したものの、最後の最後まで熾烈(しれつ)な優勝争いを展開した。

 最終的にその座をヤクルトに譲ったが、12球団最多となる堂々の77勝を挙げて56敗10分けで勝率.579でフィニッシュ。一方、セを制したヤクルトは73勝52敗18分けで勝率.584だった。両チームとも貯金21でゲーム差はなし。阪神は勝利数でヤクルトを上回りながらも、わずかな勝率差で敗れた。

命運を左右した「9月の戦い」
 ヤクルトはシーズン終盤に怒濤(どとう)の追い上げを繰り広げたことは記憶に新しい。9月の月間成績は13勝8敗5分けで勝率.619、10月は13勝7敗2分けで勝率.650。一方の阪神は9月が10勝9敗4分けで勝率.526、10月は12勝5敗3分けで勝率.706だった。ファンにとってはヤクルトの勢いが印象深いものの、決して阪神も失速はしていなかった。

 ただ、両チームの命運を大きく左右したのが9月の戦いだった。阪神の月間打率は.227、防御率は4.06。ヤクルトは打率.257、防御率2.58を誇った。投打の好不調の差が響いて形勢が逆転。

 10月の阪神は打率.244ながら、防御率1.63と低迷が続いた攻撃陣を投手陣がカバー。一方のヤクルトは打率.237、防御率3.34と苦しみながらも月間勝率.650に踏みとどまって耐えた。

 レギュラーシーズンを通して比較しても、チーム防御率3.48、打率.254、得点数625、失点数531のヤクルトに対して、阪神は防御率3.30、打率.247、得点数541、失点数508の数字が物語るように打力の差があったといえる。

 開幕4番の大山悠輔は終盤に調子を崩して10月18日を最後に中軸からも外れた。今季は4番として93試合に出場。一方のヤクルトの村上宗隆は全143試合で4番に座った。打線を支える大黒柱の差も際立った。

 敵の猛追に屈した阪神・矢野燿大監督も攻撃力の差を肌で感じていた。

「外国人2人(サンタナとオスナ)が入って、打線の厚みが出た。打線のいいチームだったけど、それで若手、ベテラン、中堅がバランスよくガチッと固まったという部分もある。後半グッと上がったというのが、その総合力というのは打線が元々良かったところにプラスアルファされて、投手陣全体が上がったというのは見ていてもあるなと思っていた」

 1985年以来、36年ぶりの日本一を目指す上では攻撃力アップが大きな課題であることは明確。ただし、阪神最大の武器は投手力である。目前に控える短期決戦では最大限に手持ちの武器を生かした戦いをすれば道は開けるはずだ。

巨人戦での勝利へ揃う好データ
 第一関門となるCSファーストステージでは巨人と激突する。第1戦の先発は高橋遥人。今季、巨人戦では2試合に先発して1勝ながら16回を投げて24奪三振で防御率0.00と圧倒的な成績を残している。

 一方の巨人の先発は菅野智之。今季の阪神戦は3試合で1勝1敗、防御率2.53。スタメン出場が濃厚な近本光司は対戦打率.500、中野拓夢.300、糸原健斗.333、ロハス・ジュニア.333、坂本誠志郎.667といずれも好成績を誇っているだけに苦手意識は一切ないとみられる。

 先手必勝のCSファーストステージにおいて、先発投手の相性では有利な条件が揃う。

 さらに、ファーストステージは第1戦、第2戦ともに甲子園を舞台にデーゲームで開催されることも後押しになる。今季デーゲームの成績は27勝8敗3分け。開幕から球界タイ記録の16連勝を飾るなどデーゲームに強いことは証明済み。一方、巨人はデーゲームで19勝16敗7分け。今季は宿敵に対して14年ぶりにシーズンの勝ち越しを決めるなど、突破へ向けた好データは揃っている。

 11月10日からのCSファイナルステージに進出すればヤクルトとのリベンジマッチとなる。強力打線との再戦だ。

 今季、阪神は1得点差の成績が25勝14敗で勝率.641、2得点差は10勝10敗の勝率.500だ。ヤクルトとの1得点差試合は3勝1敗で、2得点差試合は4勝2敗。ヤクルトは1得点差の成績が18勝13敗で勝率.581で、2得点差は13勝15敗で勝率.464の数字が残っている。接戦の展開では阪神有利といえる。

 短期決戦では救援陣を積極的に投入することも可能だ。最大の武器は先発、中継ぎ、救援を含めた投手の総合力。ペナントレースの覇者に挑むポストシーズンの戦い方は決まった。雪辱戦を制した先には2014年以来、7年ぶりの大舞台が待っている。日本一をかけた猛虎の挑戦が始まる。

(「プロ野球PRESS」豊島和男 = 文)





セ優勝を逃した阪神、36年ぶり日本一へ揃う《3つの数字》とは? CS初戦の先発・高橋遥人は対巨人戦の防御率「0.00」(Number Web)  https://news.yahoo.co.jp/articles/ab8656ec5dbfe4be79f2069af342706a7eaccdde  334しか思いつかないのだけど。



大山 36年ぶり日本一“トリ”ます!不屈の鉄人魂でいざ下克上 最後まで意地見せる (阪神Vデイリー)  https://news.line.me/issue/oa-vdaily/04zcycb96qrh?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none&share_id=WdM36005832208  #linenews



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阪神・大山 36年ぶり日本一“トリ”ます!不屈の鉄人魂でいざ下克上 最後まで意地見せる/阪神タイガース/デイリースポーツ online  https://www.daily.co.jp/tigers/2021/11/03/0014812764.shtml  #タイガース #tigers #阪神 #DailySports



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阪神・大山 36年ぶり日本一“トリ”ます!不屈の鉄人魂でいざ下克上 最後まで意地見せる デイリースポーツ 2021/11/3 6:45  https://news.yahoo.co.jp/articles/d66848d92f89ae0b41c3c36beb1f90b723d7a92c   阪神・大山悠輔内野手(26)が2日、甲子園球場で行われた全体練習に参加… pic.twitter.com/aaQhgV6Pyk


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