「阪神-ヤクルト」(30日、甲子園球場)
阪神先発の才木は中13日のマウンドで6回を4安打2失点で交代した。味方打線の大量援護に恵まれ、72球で降板した。
一、二回はともに三者凡退の立ち上がり。三回、先頭から2者連続安打と犠打で1死二、三塁のピンチを招いたが、1番・塩見を三ゴロ、続く山崎を空振り三振に斬った。
四回は1死から4番・村上に右中間二塁打を浴びたが、サンタナを右飛、中村も遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。六回、先頭の塩見に四球を与えた後、2死までこぎつけたが、村上にバックスクリーン左への2ランを被弾し、2点を失った。
ヤクルト戦は18年に6試合で1勝2敗、1ホールド、防御率2・65だったが、先発した2試合はいずれも敗戦投手だった。同戦での先発初勝利、今季2勝目の権利を手にして、七回から2番手の加治屋にマウンドを託した。