「阪神-ヤクルト」(6日、甲子園球場)
阪神・青柳晃洋投手が6回7安打を浴び、今季ワースト5失点で降板。5試合ぶりの白星を逃した。
初回から三回まではヤクルト打線を完璧に抑え、上々のスタートを切った。
0-0の四回には、1死から中村、宮本に連打を許して1死一、三塁とピンチを招くと、続く4番・村上に右前適時打を浴びて先制点を献上した。それでも、後続を断って最少失点でしのいだ。
チームは直後に逆転に成功。だが、3-1の五回に安打と四球などで1死二、三塁と危機を招くと、1番・山崎に甘く入った直球を捉えられ、同点の2点右越え適時打を浴びた。なおも1死三塁では中村の犠飛で勝ち越しを許した。
さらに3-4の五回には先頭・村上にバックスクリーン左へ52号ソロを被弾。これが村上に浴びた今季初本塁打となった。
六回の打席で代打を送られ、6回102球で降板。この回チームは1点差に詰め寄るも、勝ち越しとはならず。青柳の13勝目はまたしてもお預けとなった。