◇セ・リーグ 阪神4-0ヤクルト(2023年4月28日 神宮)
【広澤克実 視点】初回2死満塁という絶好の場面で、初球をタイムリーにした井上の打撃に大きな可能性を感じた。初対決で初球からバットを出すのは、なかなかできることではない。しかも相手は侍ジャパン。臆することなく、しっかりタイミングを取って、ひと振りで捉えた能力は高い。
軸が安定し、体を投手方向に出さないのが井上のいいところだ。大谷翔平も吉田正尚も鈴木誠也も、ほんの数センチの差で体重移動をキープできているから強い打球を打てる。投手寄りの足に体重を移動させながら、捕手寄りの足に体重を返す。難しい技術を会得しているから、ボールも見られるし、タイミングも取れる。トップクラスの打者になるために、まだまだ技術を習得し、経験値も上げる必要はあるが、阪神にとっては期待できる右のスラッガーの登場だと期待をしている。
競争はまだ続いている。本人も分かっているはず。ドラフト1位の森下が2軍で調整している今が今後の野球人生にとってもポイントになる。この調子とチームへの貢献を継続できれば、森下は違うところで勝負をしないといけなくなる。それがプロの生存競争だ。これからも初対決の勝負が続き、マークも厳しくなる。すべてが自分との闘いだと集中することが必要だ。
井上の左前打で二塁から生還した大山の走塁も勝因に挙げたい。初回から4番が必死に走る。それが今の阪神を象徴している。大山の存在が全体にもいい影響を与えていると感じた。(本紙評論家)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae1136f95d25b4cac742f8f22542a5182baf048b
広澤さんいわく
井上広大
「間違いない」
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@akatsukayama えええええーええええー
広澤さん、井上広大ベタ褒めです
そろそろ初ホームラン見たい
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